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朝日新聞書評欄(11月19日付)などにて『フルベッキ伝』紹介
2022/11/22 パブリシティ
『フルベッキ伝』(井上篤夫著)の書評が続いております。
「朝日新聞」書評欄(11月19日)では保阪正康さんに御紹介いただきました。
「本書によって素顔が明かされたお雇い外国人の軌跡から、近代を支えた日本人の動的エネルギーの発露が見えてくる」
※全文はこちらでお読みいただけます。
「週刊読書人」(11月25日号)では中島耕二さん(フェリス女学院歴史資料館研究員)に御紹介いただいております。
「本書は先行書の偏向に一石を投じた著作となり、加えて新史料の発掘もあり、独自性を示した労作の『フルベッキ伝』になったと言えよう」
※「週刊読書人」データ版(pdf)購入はこちらから。
さらに「信濃毎日新聞」(11月19日)書評欄にて、また「読売新聞」書評欄(11月27日)では堀川恵子さん(ノンフィクション作家)に御紹介いただきました。
「日本の美点と欠点を知り尽くしたフルベッキ。その生涯を丹念にたどり、史料に語らせる著者の抑制的な筆致には、「目立ちたがらない人」の佇まいが投影されている」(堀川恵子さん)
『フルベッキ伝』(井上篤夫 著)
坂本龍馬や西郷隆盛、高杉晋作をはじめ、明治維新の志士たちが一堂に会して写っているともいわれる「フルベッキ写真」で名高いギドー・フルベッキ。しかしながらフルベッキ本人が果たしてどのような人物であったのか、その詳しい生涯はいまだ謎に包まれたままである。オランダに生まれ、アメリカに渡ったのち、1859年(安政6年)に来日、激動の幕末から明治期に、歴史上に名を残す多くの人物たちと交流を重ね、維新後は岩倉使節団の立案にも携わり、日本の近代化に大きな役割を果たしたその知られざる生涯を、生地であるオランダも含めた、フルベッキゆかりの地での綿密な取材と、新発見・未公開の資料を縦横に駆使して描き出した画期的評伝。