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「BRUTUS」にて『高原英理恐怖譚集成』紹介
2022/02/17 パブリシティ
「BRUTUS」(2月15日号)の「BRUTUSCOPE」のコーナーにて、『高原英理恐怖譚集成』が他の高原さんの新刊『日々のきのこ』(河出書房新社)・『観念結晶大系』(書肆侃侃房)と共に紹介されております。書き手は鳥澤光さん。
「精緻に磨き上げられたその言葉は、ほの青く透徹する光を放ちながら漆黒の闇にも潜り込み、耽美に可憐に花開く」
「小説に導かれるまま日常の裏側へ、奇想の森へ、宇宙と時の最果てへ」
『高原英理恐怖譚集成』(高原英理著)
幻想文学新人賞(選者=澁澤龍彦・中井英夫)と群像新人文学賞の鬼才、高原英理の怪奇恐怖小説を集大成。都市幻想を描く「町の底」、ゾンビの愛の物語「グレー・グレー」など、伝説的なホラー小説集『抒情的恐怖群』の全7編に、「 闇の司」「 水漬く屍、草生す屍」「かごめ魍魎」など5編を増補。「ホラーの古典的素材を昇華させ、巧緻な語りの技術で幻惑的な幻想小説に仕上げた」と絶賛された中短編小説。
京極夏彦氏推薦!「幻想を言葉にするのではない、言葉が幻想なのだ。戦慄を飼いならした小説ではない、小説が戦慄せしめるのである。高原英理の紡ぐ殺ぎ落とされた幻想と幻想の行間に、我々は己の儚さを知り、ただ戦慄するのである」