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「CAPA」に『新興写真の先駆者 金丸重嶺』の紹介掲載
2022/01/26 パブリシティ
「CAPA」(2月号)に『新興写真の先駆者 金丸重嶺』の紹介が掲載されております。
「金丸重嶺は日本大学の初代芸術学部に就き、日本の写真教育をはじめ、写真評論で大きな功績を果たした。しかし、これまで彼の活動や功績を記した文献は少なく、本書がその嚆矢となる」
『新興写真の先駆者 金丸重嶺』(鳥海早喜 著)
1930年代前後、ドイツの新即物主義やバウハウスの流れを汲み写真の概念をくつがえした「新興写真」。世界的流行をみた新潮流にいちはやく反応し、その旗手として木村専一、木村伊兵衛、野島康三、名取洋之助らとともに、写真のみならず広告の世界へも新風を吹かせた金丸重嶺。
日本初の商業写真スタジオ「金鈴社」、ベルリンオリンピック取材、写真大壁画《撃ちてし止まむ》、あるいは教育者として日本大学芸術学部写真学科の礎を築く――。
手がけたクローズアップ写真やフォトグラム、スナップ写真、報道写真は時代の先端をいき、後半生はあますことなく後進に伝えることを使命として時代を駆け抜けた。人の心を動かす写真とはなにか? 日本の写真界を、新しい写真の探求へと誘引する、写真に遊ぶ巨人が詳らかに! 初評伝及び意欲的論考。口絵32頁及び本文図版220点余収録。