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『骸骨』『海の鎖』が小説推理10月号で紹介されました。
2021/09/02 パブリシティ
小説推理10月号で『骸骨』『海の鎖』が紹介されました。
『骸骨』の評者はアンソロジストの東雅夫氏。
「表題作の「骸骨」は、恨みをのんで死んだ男が死後、仇敵に復讐を果たす物語。短い作品だが、
実話の趣が漂うのが良い」
「ブラッドベリの〈黄昏の国〉に先駆けた「人影」や、恐怖感鋭い〈山の怪談〉の逸品「牧場小屋の
女」、巻末に据えられたケルト趣味満点の中編「ブルターニュのマルヴィーナ」まで、作者の才人
ぶりを窺わせる、全17篇」
『海の鎖』の評者は作家、評論家の森下一仁氏。
「60年間に及ぶ訳業の中で忘れ得ないものを、伊藤さん自身が精選したとあっては見逃すことが
できません」
「読み応えのある作品ばかりなのは、さすが」
ジェローム・K・ジェローム/中野善夫 訳
定価 4,180円(本体価格3,800円)
英国屈指のユーモア作家による異色作品集。ユーモア溢れる幽霊小説、
もの怖ろしい怪奇小説、美しい幻想小説、不思議な現代ファンタジイ、数
千年の時を跨ぐケルト・ファンタジイ等、多彩な味わいの17篇。