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『現代語訳 最澄全集』が中外日報8/27付で紹介されました。
2021/08/31 パブリシティ
中外日報8/27付で『現代語訳 最澄全集』が紹介されました。
評者は国際日本文化研究センター名誉教授の末木文美士氏。
「驚嘆すべきエネルギーをもって最澄の主要著作すべての現代語訳を単独で成し遂げ、全4巻同時
発売という偉業を成し遂げた」
「本全集を読み進めていくと、最長の思想がアジア仏教の大きな流れの中で展開していることがよく
わかる。この点で、もともとインド・中国の唯識や如来蔵を専門とする訳者の力量が遺憾なく発揮さ
れている」
大竹晋 訳
伝教大師千二百年大遠忌を記念して、全巻同時刊行。おおむね真作と裏づけられる最澄の著作を、各篇ごとに執筆年代順に収録する、本邦初の現代語訳全集。
定価 8,800円(本体価格8,000円)
『顕戒論縁起』など入唐開宗の経緯を示す諸著作、『授菩薩戒儀』『顕戒論』など大乗戒の確立をめざす
諸著作、さらには『法華経』の開経たる『無量義経』の註釈『註無量義経』を、執筆年順に収録。
定価 8,360円(本体価格7,600円)
『仏性抄』に対し一乗真実を示す『照権実鏡』、インドと中国の仏性論争を語る『法華輔照』(『法華秀句』
巻中)、『中辺義鏡』に対し天台の教判と止観の優越を示す『守護国界章』巻上を、執筆年順に収録。
定価 8,360円(本体価格7,600円)
『中辺義鏡』に対し天台の『法華経』解釈の優越を示す『守護国界章』巻中、同じく一乗の真実なることと
『法華経』の実教なることとを示す『守護国界章』巻下を収録。本巻をもって『守護国界章』は完結。
定価 8,140円(本体価格7,400円)
基『成唯識論掌中枢要』への反論『通六九証破比量文』、最澄の想定問答集に対する徳一の反論にさら
に反論する『決権実論』、南都六宗の超克を宣言する『法華秀句』(巻上、巻下)を、執筆年順に収録。