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【巡回展】〈アイノとアルヴァ 二人のアアルト〉展〈8/29(日)まで〉
2021/07/14 イベント
モダニズムの建築家として世界的に活躍したアルヴァ・アアルト(1898-1976)には、25年
間にわたりデザインパートナーとして対等な関係にあった妻アイノ・アアルト(1894-1949)
がいました。現在、アルヴァの業績とされている多くの作品には、アイノの思想や影響が
多分に生かされていたことが明らかになっています。二人は、「日常の暮らしにこそデザ
インが必要である」という思想から、フィンランドの環境特性に基づき、自然のモチーフ
を取り入れたデザインで建築設計をはじめ、家具、グラスウェアなど現在も愛される名品
を数多く残しました。
本展では、このように互いに影響しあい、補完しあいながら制作を行ったアアルト夫妻の
業績を、二人の出会いからモダニズムの潮流を受けて機能主義へと至り、更に国際舞台で
の活躍に続く過程までをご紹介します。(兵庫県立美術館HPより)
〈アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド-建築・デザインの神話〉
◆会期:2021年7月10日(土)~8月29日(日)
◆会場:兵庫県立美術館 企画展示室
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL.078-262-1011
◆休館日:月曜日 ※ただし8月9日(月・振休)は開館、翌10日(火)は休館)
◆開館時間:午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
※入場は閉館30分前まで
◆観覧料:一般1,600円/大学生1,200円/高校生以下無料/70歳以上800円
※予約優先制です。詳細は下記URLよりご確認ください。
展覧会公式HP
◎公式図録
アルヴァ・アアルト財団/ギャラリー エー クワッド 編
宇井久仁子 フィンランド語監修・翻訳
定価 3,080円(本体価格2,800円)
互いを敬愛しあうパートナーとして25年の月日を共に歩んだアアルト夫妻。
注目されることの少なかったアイノの仕事に光をあてつつ、時代を超えて
愛されるアアルト建築とデザインの本質を見つめ直す。