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【いよいよ明日!】対談・小池昌代x吉田栄人「ようこそ、新しいマヤ文学の世界へ『夜の舞・解毒草』を読む」〈6/19(土)〉
2021/06/18 イベント
いよいよ明日に迫りました! お見逃しのないようご予約ください。
マヤ文学と聞いて、古代マヤ文明の神話? 呪術の物語? マヤ民族ってまだ残っているの?
などと思われる方は多いかもしれません。実は今、現代を生きる先住民族マヤの作家から普遍
性をもった熱い文学作品が生まれているのです。
第4回イスパJPスペイン語圏の文学イベントは、昨年出版された現代マヤ文学作品のひとつ、
『夜の舞・解毒草』(イサアク・エサウ・カリージョ・カン、アナ・パトリシア・マルティネス・フチン著、
吉田栄人訳、国書刊行会発行)を中心に、夢幻的、寓意的、そしてフェミニズムの視点も入る豊
穣な文学世界を読み解きます。語っていただくのは、人気の詩人・小説家の小池昌代氏と、マヤ
文学作品を初めて日本語に翻訳した民族学研究者の吉田栄人氏。孤独な13歳の少女が不思
議な女<小夜(シュ・アーカブ)>とともに夜の森を抜けて本当の父を探しにいく『夜の舞』、霊媒
師、助産師、売春婦であった老婆たちの魂が語る『解毒草』。現代マヤの文学作品には、そのほ
か、世界と言葉のもつ秘密、インディオの女性が向き合う差別問題など、多様なテーマが展開さ
れています。
閉塞的な気分に陥りがちな今こそ、ユカタン・マヤの地からのみずみずしい言葉や新しい世界
文学を楽しんでみませんか。(イベント詳細ページより)
※本イベントはオンラインでの開催となります。
NPO法人イスパJP主催 第4回スペイン語文学イベント
対談・小池昌代x吉田栄人
「ようこそ、新しいマヤ文学の世界へ『夜の舞・解毒草』を読む」
◆日時:2021年6月19日(土)
14:00~16:00
◆定員:80名
◆料金:一般参加1,500円
イスパJP会員参加1,000円
書籍つき一般参加3,900円
(申込受付次第『夜の舞・解毒草』を「クラフト・エヴィング商會特製しおり」とともに送料無料で送付)
書籍つきイスパJP会員参加3,400円
(申込受付次第『夜の舞・解毒草』を「クラフト・エヴィング商會特製しおり」とともに送料無料で送付)
※いずれも6月30日まで録画配信つき
※NPO法人イスパJP会員は参加費が割引になります。
これを機に入会を希望される方は、別途こちらからお申込みください。
◆参加方法:WEB申し込み
イベント詳細ページ
NPO法人イスパニカ文化経済交流協会HP
【ご参加について】
・Zoom ウェビナーによる配信になります。
・ご自身のパソコン、スマートフォン、タブレットよりご参加ください。
・参加にあたっては、PCやスマートフォン等、インターネット回線、Zoomのクライアントソフトウエア等の準備が必要です。
ご自身でご参加の環境を整えてください。
なお、Zoomの契約をしていない人(アカウントを持っていない人)も視聴可能です。
(PCやスマートフォンの操作・環境設定等に関するサポートはいたしかねます。
ZoomのFAQページなどをご参照のうえ設定をお願いいたします。)
・すでにZoomのアプリをお使いの方は、最新版にアップデートしておくことをお勧めします
(月に数回アップデートされます)。
・お申し込み後、イベント前日に、Peatixから視聴に必要な情報(視聴ページへのリンクなど)が送られます。
PCからのメールを受け取れるよう設定してください。
・取得したリンクなどはSNS等で公開したり、転用しないようご留意願います。
【対談者プロフィール】
小池昌代(こいけまさよ)
詩人・小説家。1959年、東京深川生まれ。主な詩集に、『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『コルカ
タ』(萩原朔太郎賞)、『野笑 Noemi』、『赤牛と質量』など。小説集に、『タタド』(表題作で川端康成文
学賞)、『たまもの』(泉鏡花賞)、『幼年、水の町』、『影を歩く』、『かきがら』他多数。主なエッセイ集に
『屋上への誘惑』、『産屋』、編者として詩のアンソロジー『通勤電車で読む詩集』ほか。『池澤夏樹個人
編集 日本文学全集』に「百人一首」の現代語訳と解説を執筆。
吉田栄人(よしだしげと)
東北大学大学院国際文化研究科准教授。1960年、熊本県天草生まれ。ラテンアメリカ民族学、ユカタ
ン・マヤ社会の祭礼や儀礼、伝統医療、言語、文学などを専門とする。主な著書に『メキシコを知るため
の60章』(明石書店、2005年)、訳書に、ソル・ケー・モオ『穢れなき太陽』(水声社、2018年。2019年
度日本翻訳家協会翻訳特別賞)、ソル・ケー・モオ『女であるだけで』(国書刊行会、2020年)、ホルヘ・
ミゲル・ココム・ペッチ『言葉の守り人』(国書刊行会、2020年)、イサアク・エサウ・カリージョ・カン、ア
ナ・パトリシア・マルティネス・フチン『夜の舞・解毒草』(国書刊行会、2020年)
〈新しいマヤの文学〉 吉田栄人 編訳
おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷
劇的に描いた、《世界文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。