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『膠を旅する』が朝日新聞6/8付で紹介されました。
2021/06/09 パブリシティ
朝日新聞6/8付夕刊で『膠を旅する』が関連展覧会情報とともに紹介されました。
「日本画の制作で、伝統的な素材の膠(にかわ)はいまも欠かせない。画家たちは岩絵具を膠液で
溶いて絵を描いてきた。だが、国内の膠生産が危機的な状況にあることはあまり知られていない」
「武蔵野美術大学は2017年から21年まで膠に関する共同研究を実施し、その成果をまとめた『膠
を旅する』を出版、同名の展覧会を同大学美術館で開催」
「展覧会場には、調査の映像や写真、様々な膠に加えて、牛や鹿の乾皮、生皮を広げる木枠、脱毛
処理をするせん刀などが並び、膠が動物の一部から生み出されていることを改めて実感させる」
朝日新聞DIGITAL
内田あぐり 監修
青木茂・上田邦介・金子朋樹・北澤智豊・北澤憲昭・小金沢智・
後藤秀聖・朴亨國・山本直彰 著
定価 4,180円(本体価格3,800円)
古くから絵画をはじめ建造物や工芸品、楽器などの接着剤と
して使用されてきた伝統素材「膠」。 これまで顧みられること
の少なかった膠の知られざる歴史を照射する類例のない試み。