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『山の人魚と虚ろの王』が週刊読書人5/28付で紹介されました。
2021/06/01 パブリシティ
週刊読書人5/28付で『山の人魚と虚ろの王』が紹介されました。
評者は俳人の坪内稔典氏。
「読者であるわたしがひかれたのは、妻の性癖と表情、そして旅牛の登場」
「私と妻の新婚旅行はもしかしたら『銀河鉄道の夜』と同じようにあの世の旅なのかも」
「やや長い散文詩としてこの小説を楽しんだ」
また、『夜想♯山尾悠子』についても同紙面で紹介されています。
評者はフリーライターの宮崎智之氏。
「山尾悠子の言葉でできた作品に触れるとき、その法外さに足が竦む思いがする」
「絵画的なイメージと、彫琢された言葉の積み重ねによって山尾作品がつくられていると
指摘されている」
「本書は昔からの熱心な読者だけではなく、はじめての読者にとっても山尾作品を楽しむ
ための道標となる」
週刊読書人HP