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『ショーペンハウアーとともに』が法政哲学第17号で紹介されました。
2021/04/30 パブリシティ
学会誌法政哲学第17号で『ショーペンハウアーとともに』紹介されました。
評者は法政大学文学部哲学科専任講師の君嶋泰明氏。
「訳者による用語解説と軽妙な訳業により、読者は大きなハードルなしに読み進めることが
できる」
「凡百の注釈書にはない特色を持つ。それは、著者ウエルベックのショーペンハウアーへ
の傾倒たるや、ほとんど「同一化」(11頁)と呼べるものであったらしい、ということである」
「本書はこの「幸福論」からの抜粋をもって唐突に幕を閉じている。(中略)読者はここで、
このアンビヴァレンスと本書の途絶の意味を、ウエルベック自身の他の作品に探るという
宿題を得るのである」
法政哲学会HP
ミシェル・ウエルベック/澤田直 訳
アガト・ノヴァック=ルシュヴァリエ 序文
定価 2,530円(本体価格2,300円)
《世界が変わる哲学》がここにある! 現代フランスを代表する
作家ウエルベックが、19世紀ドイツを代表する哲学者ショーペン
ハウアーの「元気が出る悲観主義」の精髄をみずから詳解。その
思想の最奥に迫る!