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『怪異の表象空間』が名古屋大学国語国文学113号で紹介されました。

2021/02/01 パブリシティ

学会誌「名古屋大学国語国文学」113号で『怪異の表象空間』が紹介されました。
評者は椙山女学園大学准教授の広瀬正浩氏。
「サブカルチャー的なものに対する素朴な興味も共有しつつ、それらを「非科学的」「非現実的」
  「妄想的」そして「サブカルチャー的」などと周縁的なものとしてきた人々の認識の枠組みを
  「近代」の問題として引き受けるもの」
「怪異が自己認識や他者認識の問題であるならば、科学的な言説の境界にそれが存在している
  か否かにかかわらず、あるいはいわゆる「霊感」が強いか否かにかかわらず、あらゆる人々に
  とって当事者意識を持ちうる問題となる」

名古屋大学学術機関リポジトリ
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=31099&item_no=1&page_id=28&block_id=27


9784336065773.jpg
一柳廣孝 著
定価 3,960円(本体価格3,600円)
日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の怪談の流行から
1970年代のオカルトブーム、そして現代のポップカルチャーまで、怪異が
紡いできた日本の文化表象を多角的視座から探究する。


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