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「新しいマヤの文学」が各紙で紹介されました。
2020/12/15 パブリシティ
・週刊読書人12/11付
『女であるだけで』(江南亜美子氏/書評家)
「支配とは何かという根源的な問いを深堀りした点で、ユニーク」
「暴力夫を殺し、白人の法で裁かれるオノリーナの悲哀と逆襲。バイタリティに魅せられた」
・図書新聞12/19付
「新しいマヤの文学」シリーズ(松本健二氏/ラテンアメリカ文学研究)
「シリーズ計三冊は、日本におけるラテンアメリカ文学の枠組みを豊かに変容させた」
「文字をもたない先住民の伝統文化は口承性という一言で片づけられがちであるが、聴覚情報を文学テクストという
視覚情報に置き換える過程で作家はそれぞれ独自の工夫を凝らしている」
『夜の舞・解毒草』(小池昌代氏/歌人)
「この世界にはまだあった。こんなに自在にと飛び回る想像力が」
『夜の舞・解毒草』(崎山政毅氏/ラテンアメリカ思想史・現代資本主義分析)
「現代マヤ語で表現されたすぐれた文学作品翻訳シリーズの三作目」
「先住民族研究の泰斗による訳によってわれわれに届けられる、世界文学の不可欠な一環としての
マヤ語文学の世界をぜひ味わってほしい」
〈新しいマヤの文学〉 吉田栄人 編訳
おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷
劇的に描いた、《世界文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。