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『夜の舞・解毒草』『トンネル』がダ・ヴィンチ12月号で紹介されました。
2020/11/11 パブリシティ
『夜の舞・解毒草』の評者は書評家の永田希氏。
「植民地化を経て近代化しつつある社会の中に、かすかに残るエキゾチックな雰囲気」
「是非「訳者あとがき」を読んでください。植民地主義と近代社会に抑圧された原住民、という紋切り型の世界観
では捉えきれない、同じ世界に済むものが書いた物語として批判的に読む意義を実感できるようになる筈」
イサアク・エサウ・カリージョ・カン
アナ・パトリシア・マルティネス・フチン
吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
薄幸な少女フロールが、不思議な女・小夜とともに父探しの旅に出る夢幻的作品「夜の舞」
と、死んだ女たちの霊魂が語る苦難に満ちた宿命と生活をペーソスとともに寓話的に描く
「解毒草」の2連作中編を収録した、マジックリアリズム的マヤ幻想小説集。
『トンネル』の評者はライターの土田みき氏。
「国際的ベストセラーとなったドイツ発のSF小説」
「手塚治虫がSFのベスト10に入ると称賛、初期の長編『地底国の怪人』をはじめとする数々の手塚マンガにも影響
を与えた作品」
ベルンハルト・ケラーマン/秦豊吉 訳
定価 3,850円(本体価格3,500円)
手塚治虫、筒井康隆両氏が激賞するドイツSFの嚆矢!大西洋を24時間
で結ぶ超特急の夢を追う、人類史上かつてないプロジェクト。手塚治虫氏
をして、初期長篇マンガ『地底国の怪人』を描かせた幻の翻訳書!