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『荷風と戦争』が各紙で紹介されました。
2020/06/08 パブリシティ
・中日、東京新聞6/5付夕刊 「大波小波」
「日記『断腸亭日乗』の昭和十五年から敗戦までを読み解き、統制下での抵抗を浮き彫りにした力作」
「散人の言葉は現代に生き、コロナ禍でも二重写しとなる」
・産経新聞6/7付
評者は作家の小牟田哲彦氏。
「異色の日記文学の傑作を、昭和15年から20年3月までの5年間に的を絞って解析」
「解説無しで読むには難解だが、著者は、その本文の意味するところを淡々と解説する役に徹してい
「異色の日記文学の傑作を、昭和15年から20年3月までの5年間に的を絞って解析」
「解説無しで読むには難解だが、著者は、その本文の意味するところを淡々と解説する役に徹してい
る。(中略)この「淡々と」が重要なところで、『日乗』本文が持つ漢文調の小気味よさをうまく引き立て
ている」
「時を超えて緊急事態下にある「後世」の読者への示唆に富む点が多いことに驚かされる」
「時を超えて緊急事態下にある「後世」の読者への示唆に富む点が多いことに驚かされる」
THE SANKEI NEWS
https://www.sankei.com/life/news/200607/lif2006070015-n1.html
https://www.sankei.com/life/news/200607/lif2006070015-n1.html
・西日本新聞6/6付
評者は作家の長薗安浩氏。
「荷風の日記文の時代的な背景や難解な語句の解説だけでなく、各年の世相、戦況、食糧事情、
風俗業等と荷風の関係性も詳しく紹介し、当時の東京がどのように変容していったか明らかに
する」
「400ページを超える大著を読み進めるうちに、資料でしか知らないはずの戦時下の東京が、少し
立体的に見えてきた」
『荷風と戦争 断腸亭日乗に残された戦時下の東京』
百足光生
定価 3,960円(本体価格3,600円)
作家永井荷風の「断腸亭日乗」の昭和15年から20年3月までの
記録を元に戦時下の東京を描き尽くす。戦争、世相、食糧事情、
風俗譚、文学活動と多岐にわたる視点で甦らせた東京のあの頃。
百足光生
定価 3,960円(本体価格3,600円)
作家永井荷風の「断腸亭日乗」の昭和15年から20年3月までの
記録を元に戦時下の東京を描き尽くす。戦争、世相、食糧事情、
風俗譚、文学活動と多岐にわたる視点で甦らせた東京のあの頃。