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『蝶を飼う男』がSFマガジン12月号で紹介されました。
2019/11/06 パブリシティ
SFマガジン12月号で『蝶を飼う男』が紹介されました。
評者はSF研究家の牧眞司氏。
「科学技術ガジェットにおいてヴェルヌに先行し、小説のたたずまいではルーセル『ロクス・ソルス』にも通じる。
小宝石のごとき一篇」
『蝶を飼う男 シャルル・バルバラ幻想作品集』
シャルル・バルバラ/亀谷乃里 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
親友ボードレールにエドガー・ポーと音楽の世界を教えた影の男、
シャルル・バルバラ。《知られざる鬼才》による、哲学的思考と
音楽的文体、科学的着想、幻想的題材が重奏をなす全5篇の物語。
評者はSF研究家の牧眞司氏。
「科学技術ガジェットにおいてヴェルヌに先行し、小説のたたずまいではルーセル『ロクス・ソルス』にも通じる。
小宝石のごとき一篇」
「大きな名声を獲得したわけではない。一八六〇年初刊の短篇集『蝶を飼う男』も長らく再刊されず、一九八〇
年代まではフランス国立図書館にも未収蔵の稀覯本となっていた。それもわかる。彼の作風は、メジャーな文
学史にすっきり収まるものでないからだ」
シャルル・バルバラ/亀谷乃里 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
親友ボードレールにエドガー・ポーと音楽の世界を教えた影の男、
シャルル・バルバラ。《知られざる鬼才》による、哲学的思考と
音楽的文体、科学的着想、幻想的題材が重奏をなす全5篇の物語。