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『ウィリアムが来た時』が図書新聞9/21付で紹介されました。
2019/09/18 パブリシティ
図書新聞9/21付で『ウィリアムが来た時』が紹介されました。
評者は作家の高原英理氏。
「19の章が連作風に続き、全体としては、イギリスがドイツ帝国に敗北し占領され属国となったとしたら、という架空の
ロンドンおよびその周辺の有様を描くものである」
「読んでゆくうち、どうしても現在の日本の政治状況が思われてきてとどまらない」
「当作はさすがはサキ作、1世紀前の、政治的には時代遅れの小説のはずなのに、いちいち痛いところをついてくる」
「訳文は明晰で読みやすく、(中略)解説が懇切で、この小説の背景と粗筋まで書かれていて至れり尽くせりであった」
サキ/深町悟 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ドイツ帝国に支配された架空のロンドン。華やかな社交界を舞台に、
さまざまな思惑を抱えた人物たちが、したたかな政治劇を繰り広げる......
「短編の名手」サキによる、本邦初訳ディストピア歴史IF群像劇!