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『内田あぐり──化身、あるいは残丘』が図書新聞7/6付で紹介されました。
2019/07/01 パブリシティ
図書新聞7/6付で『内田あぐり──化身、あるいは残丘』が紹介されました。
評者は日本美術史・刺青研究者の平井倫行氏。
「画家の制作全体を基底する過去と現在という時間、その等身大の人間性の本質に、内田作品
の未来への展望と変遷の可能性を縒り合わせる、実にスリリングな試み」
「画面を包む鮮翠色の水の印象に溶け込んだ数多の人物デッサンは、有機的な流体のフォルム
へと併合・誘引され、重層的空間構成のもと織りなされた具象と中小の狭間に化石・結晶化して
いる」
武蔵野美術大学 美術館・図書館 編
定価 3,780円(本体価格3,500円)
初期の濃密な具象作品から、空間全体を圧倒する近年の大型作品
に至る日本画、および70 年代から現在に至るドローイングまで、現
代日本画を代表する作家の代表的な画業を集大成した決定版画集。