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『中村傳三郎美術評論集成』が図書新聞1/19付で紹介されました。
2019/01/15 パブリシティ
図書新聞1/19付で 『中村傳三郎美術評論集成』が紹介されました。
評者は嵯峨美術大学客員教授の宮田徹也氏。
「この集成の重要な点は、美術評論を読むことによって当時の状況を理解し、現代との価値観を
比較考察できるので、美術を専門にしていない方にこそ多く読んで戴きたい」
「授業により中村が再認識されたというよりも「誕生」したと感じてもいいのではないだろうか」
「中村は明治期の研究と同時に、当時の現代美術の動向にも目を向けていた。(中略)そのため、
過去の研究と当時の現在の評論が発表で混交し、時代が振幅することで敗戦後の熱を感じる
ることができる」
中村傳三郎/藤井明編
定価29,160円(本体価格27,000円)
昭和5年に設立され、戦後、近代日本美術の研究を大きく発展させた
同研究所の彫刻部門を担持、日本におけるロダン評価を広げるなど
今日の近代日本彫刻史研究の基礎を築いた中村傳三郎の美術論
を集大成する。