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『鉄道人とナチス』が日経新聞4/28付で紹介されました。
2018/05/01 パブリシティ
日経新聞4/28付で『鉄道人とナチス』が紹介されました。
評者は成蹊大学教授の板橋拓己氏。
「優れた伝記は時勢と個性の双方を明らかにするものだが、本書もその例に漏れない」
「鉄道史や技術官僚の社会史に関する記述は、他に得難いものがある。また、1907年にドルプミュラー
が活躍の場を求めて渡った先である中国の植民地環境についても、鮮やかに再現されている」
「歴史書として抜群に面白いだけではない。暴政のなかで、個人は、そして自分はいかに振る舞えるのか。
読む者にそう問いかける本でもある」
日本経済新聞WEB
鴋澤歩 著
定価 3,672円(本体価格3,400円)
技術官吏の出身ながら異例の栄達をとげ、ドイツ国鉄総裁として名声を
得た鉄道人ドルプミュラー。ナチスの暴力的な支配に迎合し、戦争とユ
ダヤ人虐殺に加担するまでを、ドイツ社会経済史の枠組みで描く。