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『H・P・ラヴクラフト』が各紙誌で紹介されました。
2018/04/03 パブリシティ
・図書新聞4/7付
評者は文芸評論家、ゲームデザイナーの岡和田晃氏。
「HPLの生涯と作品に対し、いくつもの直感的ながら本質を抉り出す断言がなされている」
「本書が面白いのは、HPLの人間嫌悪を正面から突き詰めることで、"サブカル"的なHPL需要はむろんのこと、
綿密なテクスト研究でさえ眼を背けがちなHPLの人種的憎悪をも、正面から引き受けていることだ」
「印象批評を裏返しにし、多様な論点との接続可能を示したこと。それが本書の醍醐味ではなかろうか」
・ふらんす 4月号
評者はフランス文学者の大野英士氏。
「ラヴクラフトの技術的精錬、その「神秘的ドラマトゥルギー」によって彼の「宇宙的恐怖」がどのように生成するか
という緻密な分析」
「抑制とは真逆の「仰々しい誇張」に満ちた嘆かわしい文体。しかし、こうした「過激さ」こそ、「本物」の愛好者を
熱狂させてきたものなのだ」
「練達の訳者によって、あたかも、原文が日本語で書かれたかのような錯覚を覚えるほど、読書の快感にたゆた
う幸福を与えられた」
webふらんす
ミシェル・ウエルベック 著
スティーヴン・キング 序文/星埜守之 訳
定価 2,052円(本体価格1,900円)
『服従』『素粒子』のウエルベックの衝撃のデビュー作、ついに邦訳!
ラヴクラフトの生涯と作品を、熱烈な偏愛を込めて語り尽くす!
スティーヴン・キングによる序文「ラヴクラフトの枕」も収録。