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『異国の出来事』が図書新聞7/2付で紹介されました。
2016/06/30 パブリシティ
図書新聞7/2付で『異国の出来事』が紹介されました。
評者は京都大学大学院文学研究科准教授の森慎一郎氏。
「孤独を描かせるとトレヴァーはべらぼうにうまい。出会いが孤独を際立たせる。すれ違い、勘違い、そこに
生じるアイロニー。何気ない、しかし剃刀のように鋭い視点の切り返しが生み出すアイロニーの苦味は、
トレヴァーの旅の醍醐味だ。」
「トレヴァーは読者を、静かに、確かに、見たこともない場所へ連れていってくれる。本書に収められた十二
の旅はどれも保証つきだ。ただし警告もしておこう。ときにはすさまじい力業で、とんでもない場所まで引
きずられていくこともあります、と。」
『異国の出来事』 〈ウィリアム・トレヴァー・コレクション〉
ウィリアム・トレヴァー/栩木伸明 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
イタリアや南仏のリゾート地、スイスの湖畔、イランの古都など、異国の地
を舞台に人間の愛おしさ、悲しさ、愚かさ、残酷さがむきだしになる――
〈世界最高の短篇作家〉トレヴァーの名人芸が冴えわたる傑作を選りすぐった
ベスト・コレクション!
評者は京都大学大学院文学研究科准教授の森慎一郎氏。
「孤独を描かせるとトレヴァーはべらぼうにうまい。出会いが孤独を際立たせる。すれ違い、勘違い、そこに
生じるアイロニー。何気ない、しかし剃刀のように鋭い視点の切り返しが生み出すアイロニーの苦味は、
トレヴァーの旅の醍醐味だ。」
「トレヴァーは読者を、静かに、確かに、見たこともない場所へ連れていってくれる。本書に収められた十二
の旅はどれも保証つきだ。ただし警告もしておこう。ときにはすさまじい力業で、とんでもない場所まで引
きずられていくこともあります、と。」

ウィリアム・トレヴァー/栩木伸明 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
イタリアや南仏のリゾート地、スイスの湖畔、イランの古都など、異国の地
を舞台に人間の愛おしさ、悲しさ、愚かさ、残酷さがむきだしになる――
〈世界最高の短篇作家〉トレヴァーの名人芸が冴えわたる傑作を選りすぐった
ベスト・コレクション!