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『恋と夏』が毎日新聞8/16付で紹介されました。
2015/08/17 パブリシティ
毎日新聞8/16付で『恋と夏』が紹介されました。
評者は作家のの江國香織氏。
「優れた映画がみんなそうであるように、どの場面にも、人物以外に風景や色や匂いや音や光や
影や小道具が、可能な限りたくさん、細心の注意を払って配されているからで、だからゆっくり、
味わいながら読む必要がある。この、きわめて美しい一冊の醍醐味(だいごみ)は、なんといって
も、ひたすらなされる細部の描写にある」
「この小説は通り過ぎていくものたちで埋めつくされていると言えるのだが、それを象徴するかの
ような絵葉書がでてくる。(中略)「神々しい青空です。この街も天国みたい」と書かれている。
そんな葉書がでてくるくらい、これは馥郁(ふくいく)とした小説なのだ」
毎日新聞オンライン
http://mainichi.jp/shimen/news/20150816ddm015070085000c.html
『恋と夏』(ウィリアム・トレヴァー・コレクション)
ウィリアム・トレヴァー/谷垣暁美 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
孤児の娘エリーは、事故で妻子を失った男の農場で働き始め、恋愛
をひとつも知らないまま彼の妻となる。そして、ある夏、一人の青年と
出会い、恋に落ちる――名匠トレヴァーによる極上のラブ・ストーリー、
最新長篇作登場。
評者は作家のの江國香織氏。
「優れた映画がみんなそうであるように、どの場面にも、人物以外に風景や色や匂いや音や光や
影や小道具が、可能な限りたくさん、細心の注意を払って配されているからで、だからゆっくり、
味わいながら読む必要がある。この、きわめて美しい一冊の醍醐味(だいごみ)は、なんといって
も、ひたすらなされる細部の描写にある」
「この小説は通り過ぎていくものたちで埋めつくされていると言えるのだが、それを象徴するかの
ような絵葉書がでてくる。(中略)「神々しい青空です。この街も天国みたい」と書かれている。
そんな葉書がでてくるくらい、これは馥郁(ふくいく)とした小説なのだ」
毎日新聞オンライン
http://mainichi.jp/shimen/news/20150816ddm015070085000c.html
『恋と夏』(ウィリアム・トレヴァー・コレクション)
ウィリアム・トレヴァー/谷垣暁美 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
孤児の娘エリーは、事故で妻子を失った男の農場で働き始め、恋愛
をひとつも知らないまま彼の妻となる。そして、ある夏、一人の青年と
出会い、恋に落ちる――名匠トレヴァーによる極上のラブ・ストーリー、
最新長篇作登場。