最新ニュース
『アサイラム・ピース』がIN☆POCKET5月号で紹介されました。
2015/05/19 パブリシティ
『アサイラム・ピース』がIN☆POCKET5月号で紹介されました。
「皆川博子の辺境図書館」の中でアンナ・カヴァンのもうひとつの傑作『氷』とともに取り上げられています。
「繊細で痛々しく不安に満ち、それを読むことは、赤裸にされた魂をそっと両の手の平に包み込んでいるようでした。」
「十四の短編どれもが、声にならない悲鳴をあげています。小説として洗練され優れているゆえに、読む者の心に突
き刺さります。」
「この作を美しい日本語に変えてくださった訳者山田和子さんは、あとがきに〈ある人にとって、ある作品に引かれる
というのは、とどのつまり、何らかの形でその作品世界に〝共振する"と言うほかないのではないか〉と記しておら
れますが、私は共振を超えて、共震したのでした。」
『アサイラム・ピース』
アンナ・カヴァン/山田和子 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
城の地下牢に囚われた女、頭の中の機械、名前のない敵......孤独な生の断片を
つらねたこの本には、傷つき病んだ魂の痛切な叫びが渦巻いている。不穏な精神
状態と特異な幻想が交錯する心象風景を鮮烈に描いたカヴァン最初の傑作。
「皆川博子の辺境図書館」の中でアンナ・カヴァンのもうひとつの傑作『氷』とともに取り上げられています。
「繊細で痛々しく不安に満ち、それを読むことは、赤裸にされた魂をそっと両の手の平に包み込んでいるようでした。」
「十四の短編どれもが、声にならない悲鳴をあげています。小説として洗練され優れているゆえに、読む者の心に突
き刺さります。」
「この作を美しい日本語に変えてくださった訳者山田和子さんは、あとがきに〈ある人にとって、ある作品に引かれる
というのは、とどのつまり、何らかの形でその作品世界に〝共振する"と言うほかないのではないか〉と記しておら
れますが、私は共振を超えて、共震したのでした。」
『アサイラム・ピース』
アンナ・カヴァン/山田和子 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
城の地下牢に囚われた女、頭の中の機械、名前のない敵......孤独な生の断片を
つらねたこの本には、傷つき病んだ魂の痛切な叫びが渦巻いている。不穏な精神
状態と特異な幻想が交錯する心象風景を鮮烈に描いたカヴァン最初の傑作。