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『比較宗教学の誕生』が週刊読書人で紹介されました。
2014/12/15 パブリシティ
週刊読書人で『比較宗教学の誕生』が紹介されました。
評者は和光大学名誉教授の前田耕作氏。
「著述の一つ一つにその背景が浮かび出る行き届いた解題が付され、末尾ににミュラーの
比較宗教学への歩みを歴史的に展望し、改めて近代人文学の歩みの中でマックス・ミュ
ラーの宗教学が占める位相の壮大さを測定せんとする二つの力感溢れる解説が、本書の
意義を格別に際立たせている。」
「本書は近年あまりにも貶められてきたマックス・ミュラーの評価を反転させる契機にな
るに違いない。」
フリードリヒ・マックス・ミュラー 著
松村一男/下田正弘 監修
山田仁史/久保田浩/日野慧運 訳
定価 7,344円(本体価格6,800円)
宗教研究にはじめて「比較」という方法を取り入れ近代宗教学の
祖となったミュラー。代表作『宗教学序説』をはじめ、神話研究
の古典である『比較神話学』、当時の東洋研究の水準を示す仏教
関係の論文など全8篇を収録。