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『SFが読みたい』2014年度版【海外篇】に3点が紹介!

2014/02/12 パブリシティ

現在発売中『SFが読みたい』2014年度版【海外篇】に
『第四の館』(第7位)、『アサイラム・ピース』(第13位)がランクイン!

「本書はカトリック教徒であるラファティの宗教書だといえるが、
超人類への進化をめぐる人間たちの戦いを描くSFの書だともいえる。
多様な読みかたこそ本書の魅力だ」(『第四の館』評)

「自分からも他人からも精神を圧迫され苦しむ患者達の生活には、
どこか静謐さがただよい「ピース(piece)」は同音異義語の
「平穏さ(peace)」へと通じてしまう」(『アサイラム・ピース』評)


また、サブジャンルBEST10には『パウリーナの思い出に』が
第9位にランクイン。
評者はSF研究家の牧眞司氏。
「ひねりが効いた怪異端あり、複数視点が巧みな重層小説あり、
合わせ鏡のごとく構成されたミステリあり、さまざまな趣向が
取り合わされているが、いずれも完成度が高い。」




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第四の館 〈未来の文学〉
R・A・ラファティ 著/柳下毅一郎 訳
定価 2,415円(本体価格2,300円)
世界最高のSF作家ラファティによる『地球礁』『宇宙舟歌』に
並ぶ初期傑作長篇(ネビュラ賞候補作)。善と悪、現実と幻想、
正気と狂気が入り乱れ、奇天烈な登場人物が大暴れする正真正銘の
ラファティSF!



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アサイラム・ピース
アンナ・カヴァン 著/山田和子 訳
定価 2,310円(本体価格2,200円)
城の地下牢に囚われた女、頭の中の機械、名前のない敵......
孤独な生の断片をつらねたこの本には、傷つき病んだ魂の痛切な
叫びが渦巻いている。不穏な精神状態と特異な幻想が交錯する
心象風景を鮮烈に描いたカヴァン最初の傑作。




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パウリーナの思い出に 〈短篇小説の快楽〉
アドルフォ・ビオイ=カサーレス 著/野村竜仁・高岡麻衣 訳
定価 2,520円(本体価格2,400円)
幻影の土地に生まれた真の幻想作家、本邦初の短篇集。
ボルヘスをして「完璧な小説」と言わしめた『モレルの発明』の
ビオイ=カサーレスが愛と世界のからくりを解く十の短篇。
愛の幻想、もう一つの生、影と分身を巡る物語。

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