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検索条件 【シリーズ : ベル・エポック怪人叢書】 に該当した商品は【3件】です。
- ベル・エポック怪人叢書 (ベルエポックカイジンソウショ)
- 【全3巻・4冊】 エッフェル塔が建ち、地下鉄が走るフランス黄金期―― ベル・エポックの世に怪人たちが跋扈する! 強盗・殺人お手のもの、 三面記事をにぎわす悪のアイコンを集成。 華やかなりし新聞連載小説時代の めくるめくベストセラー活劇。 完訳・初訳のダークヒーロー犯罪小説! ★第1回配本 2022年7月刊行予定 レオン・サジ『ジゴマ』上・下、(安川孝訳) ★第2回配本 2022年9月刊行予定 ガストン・ルルー『シェリ=ビビの最初の冒険』(宮川朗子訳) ★第3回配本 ピエール・スヴェストル、マルセル・アラン『ファントマと囚われの王』(赤塚敬子訳) 「ベル・エポックとは「美しい時代」という意味で、1900年の万博に象徴されるように、フランスの19世紀末から20世紀初頭を指す。当時のフランスには、世界でも破格の100万部前後の発行部数を誇る新聞が四紙もあり、その紙面を飾ったのがしばしば犯罪をテーマとする連載小説である。美しい時代は、犯罪者や悪党がうごめく不安な時代でもあった。〈ベル・エポック怪人叢書〉は、この時代を代表する作品を収めた魅力的なシリーズ。同時期のルブランが創造した怪盗ルパン以上に裏社会で暗躍する恐るべき、時として悲劇的な、そしてつねにカッコいいダークヒーローが登場して、息もつかせぬ物語が展開する。大衆文学とあなどるなかれ! 作者は当時最新の科学、医学、テクノロジーの知を駆使して、社会の闇と民衆の秘めた欲望をあぶりだす。現代人でもあっと驚くような技術や、状況の反転が利用される(詳細は読んでのお楽しみ!)。そしてこれらの作品は、誕生してまもない映画の題材にもなった。時代の感性と鋭敏に共鳴し、その後の大衆小説の流れに大きく影響した作品群の邦訳は、まさしく快挙である」小倉孝誠(フランス文学・文化史)