1. トップページ > 
  2. 特集一覧

特集一覧

RSS

2020/01/23

新ラテンアメリカ文学シリーズ「新しいマヤの文学」 刊行のお知らせ



maya


このたび国書刊行会では、メキシコのユカタン半島で生まれた、マヤ語で書かれたラテンアメリカ文学を集成した新シリーズ『新しいマヤの文学』〈全3巻・吉田栄人氏編訳〉の刊行を開始いたします。

本シリーズに収録される「マヤ文学」は、いずれも21世紀に書かれた現代文学です。
《世界文学》志向の現代小説、マヤの呪術的世界観を反映したファンタジー、マジックリアリズム的な味わいの幻想小説集など、代表的なマヤ文学の書き手たちによる傑作を厳選。
マヤ文明の時代から連綿と続くエキゾチックな世界観をもちながらも、旧来の型にはまらぬ清新さを持つ現代マヤ文学の魅力を、地球の裏側から、はじめて日本の読者に向けてお届けします。
今までにない読書の愉しみに満ちた、豊饒なマヤ文学の物語世界を、本シリーズでぜひご照覧下さい。



刊行を記念して、本特集ページでは、上野千鶴子氏(社会学者)と木村榮一氏(神戸市外国語大学名誉教授)にお寄せいただいた推薦文、そしてシリーズ編訳者の吉田栄一氏による刊行のことばを全文公開します。








maya


【1.第1回配本『女であるだけで』】


21世紀ラテンアメリカ・フェミニズム小説の最高傑作

9784336065650.jpg
ソル・ケー・モオ『女であるだけで』本文

ある日、夫フロレンシオを誤って殺してしまったオノリーナ。なぜ、彼女は夫を殺す運命を辿ったのか?

オノリーナの恩赦を取り付けようと奔走する弁護士デリアとの面会で、オノリーナが語った数々の回想から浮かび上がったのは、14歳で身売りされ突然始まった夫との貧しい生活、夫からの絶え間ない暴力、先住民への差別といった、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......

史上初のマヤ語先住民女性作家として国際的脚光を浴びるソル・ケー・モオによる、「社会的正義」をテーマに、ツォツィル族先住民女性の夫殺しと恩赦を、法廷劇的手法で描いた、《世界文学》志向の新しいラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。

第1回配本の『女であるだけで』は、メキシコ先住民文学の登竜門であるネサワルコヨトル賞を受賞した、現代マヤ文学の最高傑作の一つです。著者のソル・ケー・モオは世界文学を強く志向し、2019年9月には、来日講演を果たしています。




ソル・ケー・モオ  Sol Ceh Moo

ソル・ケー・モオ

小説家、通訳者。1974年、メキシコ合衆国ユカタン州カロットムル村に生まれる。ユカタン自治大学教育学部卒業後、メキシコ文化芸術基金(FONCA)のスカラシップを得て文学の勉強を始める。2012年には法学部に入り直し、人権に関する知識を養う。2018年に法学修士号を取得。主な小説に『テヤ、女の気持ち』(2008年)、『太鼓の響き』(2011年)、『女であるだけで』(2015年、ネサワルコトヨル賞)、『グデリア・フロール、死の夢』(2019年)など、また詩集には『ヴァギナの襞に書いた詩』(2014年)、『処女膜の嘆き』(2018年)、『神々の交接』(2019年)がある。2019年に『失われた足跡』(未刊)で南北アメリカ先住民文学賞を受賞。




maya


【2.上野千鶴子氏による『女であるだけで』推薦文】


「女であるだけで」味わう絶望と希望

上野千鶴子(社会学者)

女の人生はどこでも似たようなものだ。殴られ、蹴られ、牛馬のようにこきつかわれる。
女が男を殺すと「毒婦」と言われるが、女が男を殺すときにはきっとそれだけの理由がある。夫殺しの女は、中南米にも、アジアにも、アメリカにも、日本にもいる。多くの女は、夫を殺さずにすんでいるだけだ。
ソル・ケー・モオの描く女は、土着の、最底辺の女だ。インディオで、しかも女。存在する価値がないと思われている。監獄のなかで初めてことばを学ぶ。法が彼女を裁こうとするとき、彼女からことばがほとばしる。「あんたたちの罪は、あたしたちの存在をずっと忘れていたことなんだ」。法は自分を守ってくれなかった。罪があるのはどちらなのか、と。
彼女を救おうと、さまざまな女たちが手をさしのべる。「女であるだけで」階級、人種、立場の違う女たちが似たような経験をする。そして「女であるだけで」連帯にはじゅうぶんな理由がある。実際にはこんな階級、人種、立場の違う女たちの連帯は、やすやすとは成り立たないかもしれない。だがその「女の連帯」を描くところに、作者の希望がある。
中南米文学を、地球の反対側の遠い世界の作り話だと思わないでほしい。足下の現実を掘り続けると、普遍に達する。もっと掘り抜いていけば、地球の裏側にも達するのだから。





maya


【3.木村榮一氏によるシリーズ推薦文】


われわれが失って久しい世界

神戸市外国語大学名誉教授・木村榮一

 今から一万数千年前、われわれの先祖にあたるモンゴロイドの一部が、ユーラシア大陸から陸続きだったベーリング海峡を越えてアメリカ大陸に移り住んだ。当時はまだ人間の住んでいなかった大陸に渡ったモンゴロイドたちは、各地で独自の文明を生み出していったが、その一支流であるマヤ人は紀元前十世紀ごろから長期間にわたってメキシコ南部のユカタン半島を中心にすぐれた文明社会を築き上げた。
 特異な宇宙観と神話体系、独自の暦、さらには高度な技術力をうかがわせる石像や神殿などを生み出したマヤ人は、紀元前千年ごろから中米のあちこちに多くの都市を作り出した。しかし、十六世紀以後はスペインによる植民地支配を受け、ジャングルの奥に逃げ込んだ一部の人たちを除いて、マヤ人はキリスト教世界に組み込まれていく。それでも、彼らは独自の世界観を生き続けてきた。
 近年、多分にアニミズム的な世界に生きる、そのマヤ人の末裔が、自分たちの言葉で貧しく苛酷な日々の暮らしやそこから生じる苦しみ、あるいはそんな中にあっても人を愛し、いつくしむ心を自らの言葉で語るようになった。われわれが失って久しい世界についての彼らの貴重な証言が、文学作品としてここに邦訳されたことは快挙と言っていい。訳者の吉田栄人氏によれば、ここに紹介されている作品は作者がマヤ語で書き上げ、それを自らスペイン語に訳して出版したとのことである。スペイン語とマヤ語に通暁している吉田氏の手になるこれらの美しい訳書を通して、われわれもまた中米の密林に生きる古代文明の末裔たちの生の声に耳を傾け、彼らの世界に思いをはせることができるようになったのはまことに喜ばしい。






maya


【4.シリーズ編訳の吉田栄人氏による刊行のことば】


マヤ文学とは何か?

吉田栄人 (東北大学大学院准教授)

メキシコ南東部・ユカタン半島からグアテマラ、さらにはホンジュラスやエルサルバドルへと広がる熱帯に生まれた文明。それが古代マヤ文明。古代マヤ人は鉄器を使わずに巨大なピラミッドを建設し、天体の観察から高度なマヤ暦を作り上げ、漢字と同じような仕組みを持つトウモロコシの粒のような形をしたマヤ文字で記録を残した。こうした高度な文化を発達させながら、古代マヤ文明はいつしか熱帯のジャングルに飲み込まれてしまった。なぜ古代マヤ文明は途絶えてしまったのか、その理由はいまだに謎のまま。謎に包まれたジャングルの文明であるがゆえに、都会に暮らす私たち現代人にとって、マヤはアドベンチャラスなロマンを託す場所となる。

では、古代マヤ文明が栄えた場所には現在どんな人たちが暮らし、どんな生活を送っているのか。また、古代マヤ人の末裔である人々はどんな文学作品を書くのか。マヤ人作家たちは決してジャングルの中で作品を書いているわけでも、ジャングルの生活について書いているわけでもない。そもそもマヤ人作家たちはスペインによる植民地支配に組み込まれてしまったマヤ人たちの子孫であり、西洋的な文化を身に着けた人々です。彼らはジャングルに逃げ込むことを諦めたマヤ人の末裔なのです。ただそうしたマヤ人であっても、西洋化の波を被りながらも独自の文化をずっと守り続けてきました。その意味で彼らはその文化的実践の奥深くにジャングルの記憶を留めており、マヤ人作家が書く作品には現代人のロマンを満たしてくれる何かがあるはずです。ただ、それだけが全てではありません。

30以上あるマヤ語系の言語の中でもユカタン半島で話されているマヤ語には、21世紀現在でも80万人以上の話者がいます。植民地時代より、マヤ語はずっとアルファベットで表記されてきました。神話・伝説・口承などを含めれば、「マヤ文学」自体は先スペイン期から存在しますが、「誰かに読まれることを意識して書かれたもの」だけに限定し、しかもそれをマヤ人がマヤ語で書くようになったのは1980年代以降のことです。本シリーズは、ユカタン・マヤ語で書かれた現代文学を紹介するものです。

およそ百年前、ラテンアメリカの作家たちはラテンアメリカ文学の独自性を求めて苦悩していました。アリエル主義と呼ばれるその思想はモデルニスモや自然主義の作品を生み出していきます。それはやがてラテンアメリカ文学ブームを支える魔術的リアリズムへと展開していきますが、その過渡期に、先住民人口の多いメキシコとアンデス地域ではインディへニスモ文学と呼ばれる作品が数多く登場します。先住民の生活や文化が描かれた作品ですが、ペルーの政治思想家ホセ・カルロス・マリアテギが喝破したように、それはメスティソによる文学でした。すなわち、支配的な他者の文化の視点からスペイン語で書かれた文学でした。つまり、そこには本当の先住民は描かれていなかったのです。先住民自身が先住民言語で文学作品を書く時がいずれくるはずだ、とマリアテギは書いています。半世紀以上の時間を要してしまいましたが、今まさにその先住民文学が生まれているのです。

では、先住民作家は一体何を書けばいいのでしょうか。また、本当の先住民あるいはその文化はどのように描けばいいのでしょうか。そこに読者である私たちのロマンを満たしてくれるものを期待しているとしたら、私たちはインディへニスモ文学の作家とさして変わらないでしょう。確かに、自らのうちにジャングルを隠し持った先住民であるマヤ人作家たちはエキゾチックな先住民文化の風土や文化を描くこともあるでしょう。しかし、マヤ人作家たちはマヤ文化そのものをどのように表象すればいいのか、また、マヤ人として生きるとはどういうことなのかを考えるために文学作品を書いているのです。そうした文学は、決してジャングルに関するエキゾチックなお話などではなく、現代社会を生きる私たち読者と同じような悩みを抱えた人間の物語なのです。つまり、それは伝統的なマヤ文化の枠組みを超え、西洋的なオリエンタリズムに囚われない「世界文学」を志向した作品なのです。

本シリーズ《新しいマヤの文学》では、まだ日本では知られていないマヤ文学の代表的な作家のうち、マヤ先住民の風土や文化を物語に織り込みつつも、一歩その枠組みから抜け出した、ソル・ケー・モオやホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチなどによる、「いま」にふさわしい、21世紀以降の特に優れた作品を厳選しました。ユカタン・マヤの地で生まれた新しいラテンアメリカ文学=世界文学を、日本の読者に向けてまとまった形で初めて本格的に紹介する、これまでにない、まったく新しい文学シリーズです。





maya


【5.続刊紹介】


『言葉の守り人』

ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ

現代マヤ文学を代表する作家で、メキシコ先住民文学協会の会長でもある、ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチによる、実在のマヤの森を舞台に、主人公の少年が経験する通過儀礼を描いた地誌学的ラテンアメリカ・ファンタジー。
2020年3月刊行予定



『夜の舞・解毒草』

イサアク・エサウ・カリージョ・カン
アナ・パトリシア

少女フロールが本当の父親を探しに不思議な女〈小夜〉と共に旅に出る夢幻的作品「夜の舞」と、死んだ女たちの霊魂が語る寓話的作品「解毒草」の2中編を収めた、マジックリアリズム的な味わいの作品集。
2020年5月刊行予定




maya


【6.内容見本送付のご案内】


内容見本

本シリーズ「新しいマヤの文学」の内容見本を無料でお送りいたします。
ご希望の読者、書店様は

問い合わせフォームよりご請求下さい。
※「新しいマヤ文学」内容見本希望の旨ご明記いただき、ご住所、お名前を必ずご記入ください。

pdf版はこちらからもご覧いただけます。

マヤ文学_外面.jpg マヤ文学_中面.jpg



シリーズ『新しいマヤの文学』の特徴
❖ユカタン・マヤの地から贈る、21世紀の新しいラテンアメリカ文学のシリーズ。
❖現代マヤ文学を代表する書き手たちによる、21世紀以降の優れた作品を厳選。
❖日本初の現代マヤ文学の選集シリーズ。
❖シリーズ所収の全作品が本邦初訳。
❖編訳は、マヤ文学・マヤ語研究の第一人者である吉田栄人氏(東北大学大学院国際文化研究科准教授)。
❖ブックデザインは、人気作家・装幀家ユニットのクラフト・エヴィング商會(吉田浩美氏・吉田篤弘氏)による美麗装幀&描き下ろし装画。
❖四六変型判(178mm×128mm)・上製カバー装。
❖各巻2400円+税(予価)。

ご注文はお近くの書店、または国書刊行会オンラインショップからも可能です。


TOPへ

2019/08/29

☆9/25フェア開催店舗追加☆ 『バルザック 三つの恋の物語』刊行記念! 購入者特典フェア&直筆サイン入り複製原画プレゼントのご案内

本書は、フランスの文豪バルザックの「恋」をテーマにした三つの短編作品を、『物語フランス革命』などで知られるフランス文学者・安達正勝氏による翻訳と、今年デビュー50周年を迎え『摩利と新吾』や『杖と翼』などで知られる漫画家木原敏江先生による全点描き下ろしイラストで送るオールカラーのイラスト絵本です。史上初のバルザック絵本にして、木原敏江先生初のコラボ絵本となります。


『バルザック 三つの恋の物語』表紙

収録作品

『リストメール侯爵夫人』
・侯爵夫人のもとに届いた一通の熱烈なラブレターから始まる恋の空騒ぎ
『ロジーナ』
・上司の〈大佐〉に妻ロジーナを奪われた男が取った、驚くべき行動とは......?
『ジュリエット』
・乗合馬車で意気投合した青年から託された、恋人ジュリエットへの最後のメッセージ

*木原敏江によるイラスト全点描き下ろし!
*史上初のバルザック絵本にして、木原敏江初のコラボ絵本!
*豪華仕様:特別小口折表紙製本/本文特漉上質紙使用
原画を忠実に再現した美麗カラー印刷。
*小学館文庫版『杖と翼』4巻(木原敏江)にもエッセイを寄せた安達正勝による、
作品の舞台である19世紀フランス文化と時代背景がよく分かるミニコラム付。


この度、本書の刊行を記念して、全国書店での購入者特典フェアを開催致します!
また、抽選で計3名様に木原敏江先生の直筆サイン入り複製原画をプレゼント致します。


【店舗限定☆購入者特典 特製イラストカードプレゼントフェア】

木原敏江先生が本作のために描き下ろしたイラストの中から、
全3種の特製イラストカードを購入者特典としてプレゼント致します。
フェア開催店舗店頭にてお客様ご自身でお好きなカードを選んでいただけるフェアとなります。
◎左から〈リストメール侯爵夫人〉〈ロジーナ〉〈ジュリエット〉

 『バルザック 三つの恋の物語』絵柄は3種類

【開催予定期間】9月上旬~

【開催店舗】
☆9/27追加
・丸善ラゾーナ川崎店 ☆9/25追加
・オリオン書房ノルテ店
・ジュンク堂書店立川高島屋店
・くまざわ書店八王子店
・PAPER WALL nonowa国立店

☆9/11追加
・MARUZEN 京都本店
・ジュンク堂書店 大阪本店
・MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
・ジュンク堂書店 三宮店
・さわや書店 フェザン店
・Amazon.co.jp(『リストメール侯爵夫人』のみ)

☆9/10追加
・紀伊國屋書店新宿本店 2F 文学フロア
・紀伊國屋書店新宿本店 別館 アドホックビル2階 コミックフロア
・ブックファースト新宿店 Dゾーン
・ジュンク堂書店池袋本店
・MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店
・三省堂書店神保町本店
・東京堂書店神田神保町店
・書泉グランデ2F
・TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
・今野書店
・ジュンク堂書店藤沢店
・ジュンク堂書店盛岡店
・喜久屋書店仙台店
・ジュンク堂書店ロフト名古屋店
・ジュンク堂書店京都店
・ジュンク堂書店難波店
・ジュンク堂書店天満橋店
・わんだーらんどなんば店
・丸善岡山シンフォニービル店

※フェアは特典がなくなり次第終了となります。
※期間は店舗によって異なりますので、お近くの店舗へご確認ください。


----------------------------------------------------------------------------- 

■現在、フェアを開催していただける書店様を大募集中です■

開催希望の書店様は、下記の申し込み書データをダウンロードいただき、
FAXにてお申し込みください。

『バルザック 三つの恋の物語』書店様用申し込み書.pdf
FAX:03-5970-7427

また、メールやお電話でもお申し込み、お問い合わせを受け付けております。
TEL:03-5970-7421
MAIL:info@kokusoh.co.jp
国書刊行会 木原敏江フェア担当
-----------------------------------------------------------------------------



【直筆サイン入り複製原画プレゼントキャンペーン詳細】

木原敏江先生が本書のために描き下ろしたイラストの直筆サイン入り複製原画を
抽選で計3名様にプレゼント致します。


[応募方法]

『バルザック 三つの恋の物語』のオビに刷り込んである応募券を切り取り、
本書に挟み込んである専用応募ハガキに貼り付け、必要事項をご記入の上ご応募ください。

[応募締切]2019年11月30日(土)(当日消印有効)


  • ・お一人様何口でもご応募可能です。
  • ・本書のカラーイラストの中からお好きなイラストをひとつお選びいただけます。
  • ・「氏名」は本名でのご応募をお願いいたします(PN・HN不可)。
  • ・必要事項は正確にご記入下さい。
  • ・抽選の結果等へのお問い合わせにはお答えできません。
  • ・当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。
  • ・プレゼント発送時期【2019年12月以降】



『バルザック 三つの恋の物語』

オノレ・ド・バルザック 著
安達正勝 訳
木原敏江 画
定価 2,592円(本体価格2,400円)
フランスの文豪バルザックの「恋」をテーマにした三つの短編作品を、『物語 フランス革命』の安達正勝による訳と、
『摩利と新吾』『杖と翼』の木原敏江による描き下ろしイラストで送る、豪華美麗でエレガントなイラスト絵本!

2018/10/25

新商品《国書刊行会御朱印帳》発売のお知らせ

国書刊行会では、新商品《国書刊行会御朱印帳》を2018年11月に発売いたします。

神社仏閣を参拝した証として授与される御朱印のためにはもちろん、日々を彩る多様な用途にお使いいただける、本文印刷のない特別な帳面です。本文用紙には和紙(特漉き奉書紙)を用い、とじ目のない折本に仕立てました。広げて大きく、畳んで小さくご使用いただける和本です。

☆寺院神社、宗派を問わずご使用いただけるデザイン
☆御首題帳、納経帳、集印帳に
☆芳名帳、サイン帳、押し花帳に
☆日本画、水墨画、水彩画に
☆かけがえのない大切な記念をしるすために
☆広げると平らに段差なく見開きでも使用可能
☆世代や性別を超えて永くご愛用いただける逸品

国書刊行会は、神道・仏教の原典復刻を手掛ける出版社として1971年に創業いたしました。
以来、〈必要とする人は僅かであっても絶対に欠かせない書物〉を出版し、紙の本特有の魅力に満ちた〈喜びの種をまく〉本づくりを追求しております。

このたび発売する《国書刊行会御朱印帳》は創業以来、長きにわたって寺社関連商品を手がけてまいりました実績と、瀟洒かつ精緻な造本装丁で定評のある小社の書籍製作技術を生かして展開する新商品です。


※11月下旬より各書店にて取扱い予定。

 本HPからもご予約いただけます。(少部数につき、お早めに)



【仕様】

和本(折本)
両面24見開き48頁
布クロス装
金銀2色箔押し
本文特漉き奉書紙(純白色和紙)


【商品イメージ】



 

無題2.png 無題1.png 無題.png 

『雪華光 松葉』                                                                 

『星月夜 千歳緑』
『雪華光 灰青』                                                                 『星月夜 茄子紺』

『雪華光 煉瓦』

                                                                 『星月夜 臙脂』



2018/10/24

話題沸騰!! 皇后陛下がお誕生日のご回答の中で、「ウッドハウス・コレクション」(〈ジーヴス・シリーズ〉)に言及!

10月20日、皇后陛下がお誕生日のご回答の中で、〈ジーヴス・シリーズ〉こと「ウッドハウス・コレクション」に言及されました。

公務を離れたら何かすることを考えているかとこの頃よく尋ねられるのですが、これまでにいつか読みたいと思って求めたまま、手つかずになっていた本を、これからは1冊ずつ時間をかけ読めるのではないかと楽しみにしています。
読み出すとつい夢中になるため、これまで出来るだけ遠ざけていた探偵小説も、もう安心して手許に置けます。
ジーヴスも2、3冊待機しています。

宮内庁HP

〈ジーヴス〉とは、小社刊行の『ウッドハウス・コレクション』の登場人物のこと。公表されるやいなや、朝日新聞、NHKなど各メディアで報道され、お問い合わせが殺到!
美智子さまもお気に入りの、今もっとも注目されるジーヴスシリーズを改めてご紹介!


【『ウッドハウス・コレクション』(ジーヴス・シリーズ)とは】

英国女王母エリザベス陛下やブレア元英国首相も愛読し、イギリスでは何度も映像化されたユーモア文学の最高傑作、P・G・ウッドハウス原作〈ジーヴス・シリーズ〉。本国英国では〈シャーロックホームズの冒険〉や〈名探偵ポワロ〉の制作会社・英国グラナダTV(現ITV Studios)による映像化もされています。日本では国書刊行会より『ウッドハウス・コレクション』(全14巻)が刊行されているほか、文春文庫(全2巻)、勝田文さんによるマンガ『プリーズ、ジーヴス』(白泉社)に翻訳されています。

【世界中に愛読者が!】

◆英国女王母 エリザベス陛下
 (公式贈呈品ではなくほんとうにほしい物は何かと聞かれて)  「P・G・ウッドハウスの全作品集が頂戴できますかしら?」

◆元英国首相 トニー・ブレア
 「世界はP・G・ウッドハウスを愛する人と愛さない人に分かれると誰かが書いていた。
  ......公務の重圧で大変なとき、いつも私はウッドハウスを読み返すことにしている」

◆作家 イヴリン・ウォー
 「ウッドハウスはこの世界を、生きるに値し、楽しむに値するものにしてくれる」

さらに、英国発のコメディグループ〈モンティ・パイソン〉や一世を風靡したTV&映画〈Mr.ビーン〉の源泉と言われ、多くのコメディアンからリスペクトされています!



【ストーリー】

主人公は、ぐうたらなダメ男の若旦那バーティーと、天才執事ジーヴス。世界的に有名なこの名コンビと、奇人怪人変人たちがくり広げる、笑いの渦巻く人間喜劇。コメディ好きにはもちろん、執事ものや英国貴族ものがお好きな方にも大好評!



《全巻ラインナップ》

   


   


   


   


   


   


   

四六判・並製・各巻260~390ページ
各2,200円+税 *各2,000円+税


P・G・ウッドハウス(1881~1975)

生涯お笑い一筋に100を超える小説を書き続け、明期のブロードウェーミュージカルやハリウッド無声映画にも脚本や原作を提供した。
多くの文学者や、エリザベス英国女王母、ブレア元首相ら名士にも大いに愛された、全世界を代表する大ユーモア作家。

【メディアで紹介】

FNN PRIME「話題沸騰!美智子さまが"退位後"読みたい推理小説はどんな本?」

弊社出版局長のコメント
JCASTニュース「皇后さま効果で問い合わせ殺到」

デイリー新潮「美智子さまが"ご愛読"を明かした探偵小説 出版社、訳者も驚き」

日刊スポーツ「美智子さま「夢中」の英国小説「ジーヴス」が大反響」

パンフレットダウンロード

2018/06/04

『留学生のための漢字の教科書 初級300/中級700』 授業用補助教材 申請ページ

佐藤尚子・佐々木仁子『留学生のための漢字の教科書 初級300[改訂版]』『留学生のための
漢字の教科書 中級700[改訂版]』それぞれの授業用補助教材を作成いたしました。


〈1〉 「授業用漢字カード」
    初級300字/中級700字がPDFデータになっています。プリントアウトをして教室で提示し
    ていただいたり、フラッシュカードのようにお使いいただけます。

    サンプル1                   サンプル2

〈2〉 「漢字書き取りプリント」
    初級300字/中級700字の書き取り練習用のプリントです。

    サンプル1                   サンプル2


授業用補助教材をご希望の方は、次のURLよりお申し込みください。

『留学生のための漢字の教科書 初級300[改訂版]』授業用補助教材 申請フォーム

『留学生のための漢字の教科書 中級700[改訂版]』 授業用補助教材 申請フォーム


【注意】 申請の前に必ずお読みください
*授業用補助教材は、「授業用漢字カード」「漢字書き取りプリント」をPDFデータ形式で配布します。
*「授業用漢字カード」には、筆順は入っていません。
*シリーズで2冊ともお使いいただいている方は、お手数ですがそれぞれのフォームで、別途申請を
 お願い申し上げます。
*「授業用漢字カード」「漢字書き取りプリント」は、本教材を使って教える指導者の方のために作られ
 たものです。
*同シリーズ『上級1000』対応の授業用補助教材はございません。

※『留学生のための漢字の教科書』授業用補助教材に関するお問い合わせは、以下のメールアドレス
 宛にご連絡ください
 (お電話での問い合わせは、受け付けておりません)。




9784336058737.jpg
 佐藤尚子/佐々木仁子 著
 定価 1,728円(本体価格1,600円)
 非漢字圏学習者に人気の漢字教材改訂版。初級レベルに必要な漢字と読み、語彙を厳選。
 すべての漢字の筆順も掲載。 ※漢字・語彙のインドネシア語、ベトナム語翻訳が加わり、
 より使いやすくなりました (漢字・問題等の変更はなし)
 

9784336061362.jpg
 佐藤尚子/佐々木仁子
 定価 1,728円(本体価格1,600円)
 非漢字圏学習者に人気の漢字教材改訂版。中級レベルに必要な漢字と読み、語彙を厳選。
 すべての漢字の筆順も掲載。 ※漢字・語彙のインドネシア語、ベトナム語翻訳が加わり、
 より使いやすくなりました。(漢字・問題等の変更はなし)

2018/04/11

『伸ばす! 就活能力・ビジネス日本語力』「指導者用手引き」申請ページ 

『伸ばす! 就活能力・ビジネス日本語力 日本で働くための「4つの能力」養成ワークブック』
「指導者用手引き」申請ページ


学校法人長沼スクール 東京日本語学校編『伸ばす! 就活能力・ビジネス日本語力』の
「指導者用手引き」をご希望の方は、以下の項目を明記し、次のURLよりお申し込みください。

『伸ばす! 就活能力・ビジネス日本語力』 指導者用手引き申請フォーム

※2019年4月15日より、「指導者用手引き」は、一部内容を修正しまして、「Ver1.2」を配信しております。

【注意】
*「指導者用手引き」は、PDFデータ形式での配布です。PDFデータの閲覧には、本教材に
   掲載されたパスワードが必要です。
*「指導者用手引き」は、本教材を使って教える指導者の方のために作られたものです。


※「指導者用手引き」に関するお問い合わせは、以下のメールアドレス宛にご連絡ください
 (お電話での問い合わせは、受け付けておりません)。



9784336062222.jpg
学校法人長沼スクール 東京日本語学校 編
小島美智子 監修/植木香・木下由紀子・藤井美音子 著
定価 1,944円(本体価格1,800円)
実際に日本企業に就職した人多数! 日系企業や日本で働くための
「4つの能力」を育てるワークブック。就職活動に必要なスキルと、ビジ
ネス日本語の基礎が、この1冊で学べます。「指導者用手引き」も用意。




2018/02/06

いあ!いあ!クトゥルフへの誘い~国書刊行会の関連書まとめ~

TRPG、ライトノベル、コミック、ニコニコ動画などで大人気、最近は、ゲーム『Fate/Grand Order』にも登場、
雑誌「ユリイカ」で特集されるなど、ますますアツいクトゥルフ*神話。
あなたの推し作品にも、実はクトゥルフが使われてるかも? 元ネタがわかれば、愛はもっと深まるはず!
「クトゥルフ原作ずっと気になってたけど、なんかムズかしそう...」
そんなあなたに、国書刊行会の関連書から初心者へのオススメをご紹介します!
 \いあ! いあ! くとぅるふ ふたぐん!/

*クトゥルフ...原語はCthulhu。他にも「クトゥルー」「クスルー」など別表記あり。
国書の本では「ク・リトル・リトル」が多いですが、このページでは、「クトゥルフ」も併用しています。

 

***


クリックで拡大します。

クトゥルフ1.jpg
クトゥルフ2.jpg
クトゥルフ3.jpg
クトゥルフ4.jpg


***



★★★各書籍のご購入はこちらから★★★


★1-3巻はAmazonで電子版も発売中


 



★書店様へ
関連書まとめ画像のポップ化・ペーパー化を承ります。
小社で印刷、お店まで発送いたします!
データは、書店さま向けサイトでダウンロード可能です。
ぜひお店でご活用ください。

 
お問い合わせ:
国書刊行会 営業部
TEL: 03-5970-7421
FAX: 03-5970-7427
MAIL: info@kokusho.co.jp

2017/09/22

60年代チェコスロヴァキア映画祭
チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ開催!
国書刊行会より公式映画本刊行決定!

1968年「プラハの春」と呼ばれる自由を求める民主化運動が最大の盛り上がりをみせたチェコスロヴァキア。しかし、ソ連の介入・市街地への戦車の侵攻という「チェコ事件」によって押し潰される結果となりました。本映画祭では「自由と抵抗」をテーマにし「黄金の60年代」と呼ばれたチェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグの作品群を紹介します。
政府に批判的な作品と判断されてニェメツ監督が逮捕され国内での上映が禁止された『パーティーと招待客』と、日本初公開となる『愛の殉教者たち』。そして「プラハの春」の象徴ともいうべきヒティロヴァー監督の『ひなぎく』の3作をメイン上映とし、日本でもよく知られているゼマン、メンツェル、イレシュなど、さまざまな監督の作品を全9プログラムで上映します。

歴史ものや社会派映画ファンはもちろん、シュールでキッチュなかわいさ満載のシュヴァンクマイエル作品ファンや、チェブラーシカなどのチェコアニメファンまで、必見の映画祭。


[上映プログラム]
  • A 『パーティーと招待客』 監督:ヤン・ニェメツ
  • B 『ひなぎく』 監督:ヴェラ・ヒティロヴァー
  • C 『愛の殉教者たち』 監督:ヤン・ニェメツ
  • D 『狂気のクロニクル』 監督:カレル・ゼマン
  • E 『大通りの商店』 監督:ヤーン・カダール、エルマル・クロス
  • F 『受難のジョーク』 監督:ヤロミル・イレシュ
  • G 『火葬人』 監督:ユライ・ヘルツ
  • H 『つながれたヒバリ』 監督:イジー・メンツェル
  • I 『闇のバイブル/聖少女の詩』 監督:ヤロミル・イレシュ

上映時間や詳しい内容はこちらから

映画祭チラシはこちらからダウンロードできます。




「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ 」予告編


●期間

2017年11月11日(土)〜12月1日(金)

●会場

シアター・イメージフォーラム
〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-10-2
TEL.03-5766-0114

●料金

前売 1回券1300円、3回券3000円(1名様・A~Iプロから選択) 
当日 一般1500円/大学・専門学校生・シニア1200円/高校生・会員1100円
※前売り1回券と3回券はシアター・イメージフォーラムとユジク阿佐ヶ谷で11/10まで販売します。
※3回券を購入の方に特製ミニポスターをプレゼント!(数量限定)

●入場方法

自由席・完全入替制/整理券制 ※その日の初回の映画の開始時間の30分前より、その日の全ての回の整理券を当日券、前売券の種別なく受付順に発行いたします。
※お伝えする開場時刻までにお戻りください。整理券番号順にご案内いたします。(遅れてお戻りになった場合、番号が無効になります。ご注意ください)
*満席の場合はご入場出来ない場合もございますのでご注意ください。


「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」映画祭公式サイト
https://cs2017.jimdo.com/


関連映画祭
「生誕100年 ブルデチュカ映画祭」特設サイト
https://yujiku.wordpress.com/brdecka_2017/


ブルデチュカ映画祭・予告1


ブルデチュカ映画祭・予告2




各界からのコメント

『ひなぎく』へのコメント



小泉今日子(女優)

20年くらい前に、パリのfnacで見つけた「Daisies」のDVD。どこの映画か、なんの映画か、さっぱりわからなかったけれど、パッケージのデザインがポップでキュートで一目で気に入り、いわゆるジャケ買いをした。映画はお洒落で斬新で大好きな世界観。「すごい映画を見つけたよ!」と友達に貸しまくったことを覚えている。その数年後『ひなぎく』という邦題で日本のDVDショップにも並んだ。もちろん日本版も購入し何度も何度も見た映画。その頃、テレビの旅番組の企画があり、どこに行きたいかと聞かれた私は迷わず「チェコ!」と大きな声で答えた。企画は実現し、マリエみたいな1960年代風ファッションでチェコの街を私は歩いた。ヒティロヴァー監督がどんな気持ちであの映画を作ったのかを考えながら、侵略され続けた歴史を持つチェコの街を私は歩いた。『ひなぎく』が女の子達に勇気や元気を与えてくれる理由が少しわかった気がした。いつの世も女の子達は心の中で小さな反乱を起こす。そして颯爽と、悪戯に、スカートを揺らして街を歩くのだ! 1966年に製作された『ひなぎく』と私は同じ年。51歳になった私はもう女の子ではないけれど、今を生きる女の子達にも勇気と元気と反乱を胸に、颯爽と世の中を闊歩して欲しいと願っています。


岡崎京子(マンガ家)※1995年のコメント

2人の女の子。2人はこの世の無用の長物で余計ものである。そのことを2人は良く分かっている。役に立たない無力な少女達。だからこそ彼女達は笑う。おしゃれする、お化粧する、男達をだます、走る、ダンスする。遊ぶことだけが彼女達にできること。愉快なばか騒ぎと絶対に本当のことを言わないこと。それが彼女達の戦闘手段。やつらを「ぎゃふん」と言わせるための。死ネ死ネ死ネ死ネ!分かってるよ。私達だって「生きて」いるのよ。


矢川澄子(詩人)※2000年のコメント

"ひなぎく"のあたらしさ「美のためには食を拒んで死ぬことさえできる、おそるべき精神主義者たち」と、かつてわたしはある少女論にかこつけて書いた。少女にとって、この世にこわい権威は何もない。体制側のヤボなオジさんたちとは、はじめから完全にちがう倫理の下で生きているのだから。そう思いつつ二人のハチャメチャぶりを見ていると、最初と途中に出てくる「鉄」のイメージや終わり方がいかにも象徴的に思えてきた。それにしても六〇年代のさなか、こんな皮肉な映画がカーテンの向こう側で生まれていたとは。チェコの映画人のしたたかさに、あらためて脱帽させられる。


野宮真貴(ミュージシャン)※2000年のコメント

この映画のふたりの女の子は何だか涙が出るほど自由に生きている。可愛い服を着て、おいしいものをご馳走してもらって、ダンスをして、いつも笑って...。「ひなぎく」ほど悲しいくらい美しい映画は他にはないと思う。


鴻上尚史(劇作家・演出家)※2000年のコメント

彼女達は、無敵である。若く、美しく、スタイルがよく、センスがいい二人の女性に誰が勝つことができよう。だが、無敵である一番の理由は、彼女二人を、誰も理解していないことである。無敵であることの、なんと華やかなことか。そして、なんと淋しいことか。


ヴィヴィアン佐藤(美術家/ドラァグクイーン)※2000年のコメント

岡崎京子、ピチカート・ファイヴなど90年代日本の渋谷系ポップカルチャーの源流がどうして60年代のチェコにあるのかしら??? このいままで当たり前で不可思議だったことが、ようやく理解出来る時代になってきたのかもしれないわね。戦争や経済とかマッチョの裏側に湧き出る「カワイイ」の源流を遡行するピクニックに、そろそろ出発いたしましょうか。


まつゆう*(クリエイター/ブロガー)※2014年のコメント

可愛いと思わないところが見つけられない!レトロでロリータキュートな女の子の鉄板ムービー。


真魚八重子(映画評論家)※2014年のコメント

映画も、時代とともにテーマや演出が古びることはある。しかし『ひなぎく』だけはいつ見ても変わらぬ美貌で、いたずらっ子なまま存在し続ける映画だ。いま十代のお嬢さんたちには、是非本作に出会って斬新さに見とれてほしい。そして昔10代だった人たちも、この映画がいまだ乙女の瑞々しい可愛らしさを、傲慢なほど放っていることを妬んでほしい。永遠に散ることを知らぬ、アヴァンギャルドなひなぎくの花!


『パーティーと招待客』へのコメント



周防正行(映画監督)

とりあえず歴史的、政治的に読み解くことを禁じてみよう。映っているのは「空気」だ。「空気」の映っている映画は面白い。ただし、見た者に問われるのは、その「空気」をどう吸って、どう吐くかだ。今という時代に。


松尾貴史(俳優)

冒頭ののどかなムードからは、20年もの長い間、国家によって鑑賞することを禁じられていた理由がわかりませんでした。知らず知らずの内、権力に迎合していくさまは恐怖ですが、この異国の作品の画面よりも私たちの住むこの国の方が深刻かもしれません。この作品は、50年も前にその事を示唆してくれていたのです。


中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)

『パーティと招待客』は、東欧現代史の文脈のなかでは、チェコ共産党による全体主義支配への批判の映画といえるだろう。しかし、ここには、ルドルフ2世からカフカやチャペックに至る、奇想を愛するプラハ文化の血が脈々と流れている。単なる政治的風刺を超えて、人間存在の耐えがたい軽薄さ、集団ヒステリーの秘かな魅力を、嘲りつつも、楽しもうという強靭な想像力が働いている。さらに、この映画はシュルレアリスム的な悪夢の誘惑にもどっぷりと浸りながら、カフカとブニュエルの婚姻というべき境地に達している。この、底意地が悪く、ふざけのめした、しかし、この上なく魅力的な小傑作が、半世紀の歳月をものともせず、亡霊のように復活したことを心の底から祝福したい。


『愛の殉教者たち』へのコメント



岡田利規(演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰)

現実と妄想の区別がつかない。そのことが、だんだんどうでもよくなっていく。 自由を謳歌するように撮られ編集されたこの映画に、満たされなさの感覚が溢れてるのが、生々しい。絶望を前提にした生の、剥き出し感のゆえ? 時代も地域も超えて、基本的フィーリングがわたしたちと共振を起こす。


門間雄介(編集者/ライター)

古く窮屈な価値観と新しい自由な価値観の狭間で、恋愛遊戯をくり広げる3人の若者たち。ハットにステッキの正装で、男が指をくわえて眺めるのは、いち早く抑圧から逃れた女たちと、ジャズが渦巻く時代の息吹か。サイレント映画のようなルックに、ヌーヴェルヴァーグのみずみずしさが零れる。




【映画祭公式映画本】

1950年代の政治的な抑圧がやわらぎ、自由化の大きな波が訪れた1960年代。この時代、新世代の監督が多数輩出され、彼らは互いに協力し合うことで豊かな創作環境を築きあげ、そこから生まれた作品は国際的に高く評価された。この「黄金の60年代」に生まれた映画たち――「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」。
国際的に高く評価されながらもわが国ではなかなか注目されることのなかった、「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」と総称される傑作・秀作の数々を紹介、また、ヤン・ニェメツ、ヴェラ・ヒティロヴァー、ヤロミル・イレシュ、イジー・メンツェル、ミロシュ・フォルマン、ユライ・ヘルツなどへのインタヴューや、「検閲システム」、「国立大学映画学部が果たした役割」など当時のチェコ映画界を知るための貴重な情報も満載した、「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」映画祭公式本。



『チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ』

定価 1,944円(本体価格1,800円)


2017/07/24

『スタニスワフ・レム コレクション』(全6巻)完結記念特集&フェアのご案内

SF、メタフィクション、批評......あらゆる方法で人類と宇宙、言語の可能性を思考した書き手、スタニスワフ・レム。その偉業を辿るシリーズが、13年の時を経てついに完結! そこで、各界のレム愛好家にご協力いただき、レムの多彩な魅力に"遭遇"するフェアを、全国書店で開催いたします(詳細はこちらから)。


スタニスワフ・レム コレクション〈全6巻〉

Dzieła wybrane Stanisława Lema


人間と地球外存在との遭遇をテーマに世界のSFの新たな地平を切り開いたポーランドの作家スタニスワフ・レム。サイバネティクス、量子力学から、進化論や言語学などの最先端の理論をふまえて構想され、SFのみならず、現代文学のあり方を模索しながら数々の傑作を世に問うてきた作家の代表作を集成し、その全貌に迫るファン待望の作品集。


 レムコレクション全6巻

[本コレクションについて]

  • ●著者本人による助言を受けて選定・構成、「レムのエッセンス」を凝縮した選集。
  • ●第一線で活躍する訳者陣による、ポーランド語原典からの新訳。
  • ●バンドデシネ『闇の国々』のフランソワ・スクイテン、ブノワ・ペーターズのコンビによるカバーイラスト。
  • ●SILENT POETSの下田法晴によるブックデザイン。 
  • ●四六判変型/上製カバー装



最新刊
レムのすべてが詰まった、出発点と到達点

『主の変容病院・挑発』


主の変容病棟・挑発

関口時正 訳 沼野充義 解説
2800円+税


友人との再会から、青年医師ステファンは、煉瓦塀に周囲をかこまれ、丘の頂に屹立する、ビェジーニェツのとある病院に勤務することになる。そこ、「主の変容病院」では、奇怪な精神と嗜好を有する医師と患者たちが日々を営んでいた。彼らに翻弄されるステファンだったが、やがて病院は突如姿を現したナチスによって占拠されてしまう。次々と連行される患者たちを前にステファンの懊悩はなおいっそう深まっていき......レムの処女長篇『主の変容病院』のほか、ナチスによるユダヤ人大虐殺を扱った架空の歴史書の書評『挑発』や『二一世紀叢書』など、メタフィクショナルな中短篇5篇を収録。


シリーズ好評既刊(詳細は画像から)

ソラリス 高い城・文学エッセイ
天の声・枯草熱 大失敗
短篇ベスト10

    関連既刊


    完全な真空 虚数

乱視読者のSF講義

スタニスワフ・レム  Stanisław Lem

1921年、旧ポーランド領ルヴフ(現在ウクライナ領)に生まれる。クラクフのヤギェウォ大学で医学を学び、在学中から雑誌に詩や小説を発表し始め、1950年に長篇『失われざる時』三部作を完成。地球外生命体とのコンタクトを描いた三大長篇『エデン』『ソラリス』『砂漠の惑星』のほか、『金星応答なし』『泰平ヨンの航星日記』『宇宙創世記ロボットの旅』など、多くのSF作品を発表し、その第一人者として高い評価を得る。同時に、サイバネティクスをテーマとした『対話』や、人類の科学技術の未来を論じた『技術大全』、自然科学の理論を適用した経験論的文学論『偶然の哲学』といった理論的大著を発表し、70年には現代SFの全2冊の研究書『SFと未来学』を完成。70年代以降は『完全な真空』『虚数』『挑発』といったメタフィクショナルな作品や文学評論のほか、『泰平ヨンの未来学会議』『泰平ヨンの現場検証』『大失敗』などを発表。小説から離れた最晩年も、独自の視点から科学・文明を分析する批評で健筆をふるい、中欧の小都市からめったに外に出ることなく人類と宇宙の未来を考察し続ける「クラクフの賢人」として知られた。2006年に死去。


日本の読者へ

幸いなことに、私の本は日本でも歓迎され、かなり好意的に受けとめられてきました。しかも、これまで日本で出版されてきた著作、そして今回コレクションに新たに収められる著作のタイトルをつくづく眺めその少なからぬ部数を考えあわせると、日本の読者は世界でも最も成熟した、意識の高い読者ではないかという印象を受けます。どうやら、文学の場合、超えがたい言語や文化の壁というものはないのでしょう。これは私自身にとっても思いがけない贈り物です。 

※シリーズ開始時の内容見本に寄せられたコメント


2003年3月 クラクフにて
スタニスワフ・レム


スタニスワフ・レム写真

Stanisław Lem in 1966, courtesy of his secretary, Wojciech Zemek.




スタニスワフ・レム・コレクション完結記念フェア

本シリーズの完結を記念して、全国の書店にてフェアを開催。
当コレクションおよび小社のレム関連既刊が一同に揃います。
また、フェア限定冊子を無料配布!
各界のレム愛好家に、その魅力やオススメ作品をご紹介いただきました。
幅広いジャンルにわたるレムの仕事から、気になる1冊が見つかるはずです。


フェア限定冊子:『レムとの遭遇 ガイドブック』

『レムとの遭遇 ガイドブック』

(A6サイズ、12ページ、オールカラー/無料)
※配布はフェア参加店のみとなります。小社からの発送はいたしかねますので、ご了承ください。


◇寄稿
  • 円城塔(作家)
  • 奥泉光(小説家)
  • 豊﨑由美(書評家、ライター)
  • 黒沢清(映画監督)
  • 八代嘉美(幹細胞生物学者)
  • 速水螺旋人(漫画家、イラストレーター)

※敬称略、順不同


◇コンテンツ
  • 「レムのココが面白い」
    ずばりレムの面白さとは? 愛好家たちに語っていただきました。
  • 「レムのココが面白い」 イラスト(速水螺旋人)
    東欧文化やSFに造詣の深い漫画家が描く、レムの世界。
  • 「こんな人にオススメ」
    豪華執筆陣が「こんな人にはこの作品!」をオススメ。あなたにピッタリの作品が見つかります。
  • 「フェア書籍カタログ」
  • 「スタニスワフ・レム プロフィール」

『レムとの遭遇 ガイドブック』1
『レムとの遭遇 ガイドブック』2
◇対象書籍
  • 『主の変容病院・挑発』
  • 『ソラリス』
  • 『高い城・文学エッセイ』
  • 『天の声・枯草熱』
  • 『大失敗』
  • 『短篇ベスト10』
  • 『完全な真空』
  • 『虚数』
  • 『乱視読者のSF講義』

フェア商品写真

※店舗によって、一部お取り扱いのない商品がございます。


◇開催店舗・期間の詳細はこちら



>>続きを読む

2017/01/13

『タロットの宇宙』特装版555部限定の秘密

『タロットの宇宙』特装版 数量限定555

『アレハンドロ・ホドロフスキー/マスターコレクション』

定価 本体:16000円+税  ISBN 978-4-336-06112-6


 

豪華愛蔵版スペシャルボックス。

未知の扉を開き直観の発揮へと導くタロットカード78枚の小宇宙と、

それを読み解くバイブル『タロットの宇宙』が、このひとつに。



IMG_4356.JPGIMG_4340.JPGIMG_4341.JPGIMG_4359.JPG


 

[セット内容]

● 『特装版カモワン・タロット』

● 『タロットの宇宙』


ボックスデザイン

下田法晴(しもだ・みちはる

SILENT POETS として2016年、NTTドコモStyle20'CMソング「東京」(feat.5lack) ACC (日本CM放送連盟)クラフト賞サウンドデザインを受賞したアーティストであり、アート・ディレクター、グラフィック・デザイナーとしてSILENT POETSをはじめとする音楽関連作品のデザインや本の装丁、アパレルではadidasSOPHNET.FCRB等のグラフィックを手掛ける。

 

仕様と特徴

『特装版カモワン・タロット』

● 数量限定555(本書の記述に基づき、新しい世界への扉を開き未知の世界へと導く鍵となる数字を採用)

● 国書刊行会謹製、下田法晴デザインによる特製ブック型ケース入り

● 特製ブック型ケースにはワニ革風の加工を施した紙を使用

● 黒色インクには「サタンブラック」T&K TOKA製品)を使用

● 装画の蓮華や飾り罫は手描きによる繊細なペン画

● カードはカモワン社オリジナルの公式製品

● プラスチック加工を施した高品質のトランプ紙を使用し、扱いやすく鮮やかな発色

● プロも実占に使用する定評あるカード

● アート性が高く観賞用としても人気

● カードサイズ 65mm × 122mm

● フルセット 78枚組


『タロットの宇宙』

● 日本語版刊行に際して書き下ろされたホドロフスキーによる序文、映画評論家の滝本誠による解説つき

● カバーおよび巻頭の近影写真はホドロフスキーの妻パスカル・モンタンドン・ホドロフスキーが撮影したもの(あなたの身近にいる人はあなた以上にあなたを映す鏡であるというホドロフスキーの言葉に基づき、氏にとって最も身近な存在である夫人に撮影を依頼。その瞳は夫人をまなざし、夫人によってまなざされている)

● 見返しには『ホーリー・マウンテン』に登場するセットの十字模様を印刷

● カバーを取った表紙にはパール加工を施した紙を使用(本書の記述に基づき色は「明るい青」を採用。天の諸力を迎え入れ、インスピレーションを高める)シンプルで高級感のある上品なデザイン

● 全ページに微塗工紙(紙表面に薄く塗工を施し、美感や平滑性、図版の再現性を高めた用紙)を使用

● 豪華カラー18ページにタロット全78枚の図版を掲載

● スピンあり(本書の記述に基づき「叡智」を象徴する紫色を使用)

● 菊判変形/上製カバー装/角背/ホローバック/糸かがり

● 680頁 





通常版

『タロットの宇宙』

 定価 本体:6800円+税  ISBN 978-4-336-06111-9


アレハンドロ・ホドロフスキー/マリアンヌ・コスタ著

伊泉龍一監修、黒岩卓訳、滝本誠解説

 


カルト映画界の鬼才にしてタロット研究家

アレハンドロ・ホドロフスキーがタロットの神髄を明かす

金字塔的 〈秘儀伝授の書〉 ついに日本語版刊行!


 

カルト映画界の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーによる、半世紀にわたるタロット研究の集大成。タロット・リーディングに必須の基礎的な諸要素に加え、数秘学、心理学、神話学、宗教学、図像学などを応用して行う重層的なタロット解釈の秘訣や、インスピレーションを高める方法、リーディング・セラピーの豊富な実例など、入門者から熟練者まで必読必携の大全。


IMG_4344.JPGIMG_4345.JPGIMG_4458.JPGFullSizeRender.jpg

 




アート・スピリットを揺さぶる芸術家のバイブル

 

ホドロフスキーの芸術的基礎を築いた青少年期の神秘的体験や、芸術家たちとの交流(アンドレ・ブルトン、レオノーラ・キャリントン、マルセル・マルソーetc、創作の源流となった思想(禅、老荘思想、魔術、オカルト、サイケデリックetcや文献(レヴィ、クロウリー、ドーマルの著作etcを語った、〈魂の戦士〉たるアーティスト、ホドロフスキーファン必読の書。

 


《映画評論家・滝本誠氏による解説つき》

● ホドロフスキーにとってアンドレ・ブルトンは〈教皇〉であった

● 映画『ホーリー・マウンテン』冒頭の三位一体ポーズは〈悪魔〉の構図、左右の小悪魔(インプ)はレオノーラ・キャリントンとレメディオス・バロ

● ホドロフスキーのライフワークである〈タロット〉は『ホーリー・マウンテン』『アンカル』『ホドロフスキーの虹泥棒』そして本書『タロットの宇宙』の4つの点をもって聳え立つピラミッドを成す

......等々、ホドロフスキー映画とタロットを楽しむためのエッセンスが満載。



[著 者]

アレハンドロ・ホドロフスキーAlejandro Jodorowsky

1929年、チリ生まれ。ロシア系ユダヤ人。映画監督、映画プロデューサー、芸術家、劇作家、俳優、詩人、作家、音楽家、漫画作家、サイコセラピスト。『エル・トポ』(1970)、『ホーリー・マウンテン』(1973)など前衛的作風の映画がカウンターカルチャーを代表する人々に絶賛され、カルトムービーの鬼才として名を馳せる。日本のアートシーンにも熱狂的なファンが多く、2013年には〈実現しなかった映画〉として知られる『DUNE』を題材とするドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』が話題を集めた。現在も精力的に製作活動をおこなっている。サイコセラピスト、タロット研究家としての活動も長年おこなっており、フィリップ・カモワンとともに製作した〈カモワン・タロット〉によるリーディングセラピーで知られるほか、各国のシャーマンや精神分析家との交流を通じて〈サイコマジック〉〈サイコシャーマニズム〉などの心理療法を独自に探究している。現在はパリを拠点に活動。

 

マリアンヌ・コスタMarianne Costa

詩人、作家、女優、講演家。アレハンドロ・ホドロフスキーと共に1997年からタロット・ワークショップや〈系統樹セラピー〉のコーチとして活動を行っている。主著にNo Woman's Land Grasset)、アレハンドロ・ホドロフスキーとの共著にMétagénéalogie Albin Michel)などがある。



[監 修]

伊泉龍一 (いずみ・りゅういち)

占い・精神世界研究家。 タロット・カード、ヌメロロジー(数秘術)、占星術、手相術、ルーンなどをはじめとして欧米の多数の占いを紹介している。主な著書に『タロット大全 歴史から図像まで』(紀伊國屋書店)、『数秘術の世界』(共著、駒草出版)、『西洋手相術の世界』(共著、同)、『完全マスタータロット占術大全』(説話社)。訳書に、マーカス・カッツ&タリ・グッドウィン『シークレット・オブ・ザ・タロット』(株式会社フォーテュナ)、ケヴィン・バーグ『占星術完全ガイド』(同)、レイチェル・ポラック著『タロットの書――叡智の78の段階』(同)、 ジョアン・バニング著『ラーニング・ザ・タロット』(駒草出版)などがある。


[訳]

黒岩卓(くろいわ・たく)

東北大学大学院文学研究科准教授。専門は中世・ルネサンス期のフランス文学、15・16世紀の韻文演劇作品。

 

[解 説]

滝本誠(たきもと・まこと)

美術・映画評論家、編集者。1949年、京都府生まれ。東京藝術大学卒業、専攻美学。
平凡出版(のちのマガジンハウス)に入社し、「クロワッサン」「鳩よ!」「自由時間」「ブルータス」などの編集者をつとめながら、評論を発表する。主な著書に『映画の乳首、絵画の腓』(ダゲレオ出版 )、『きれいな猟奇――映画のアウトサイド』(平凡社)、『渋く、薄汚れ。フィルム・ノワールの快楽』(フィルムアート社)、『コーヒーブレイク、デイヴィッド・リンチをいかが』(洋泉社)などがある。



 

 

ページトップへ