楊牧・余光中・鄭愁予・白萩
発売日 2004/12/18
判型 四六判 ISBN 978-4-336-04663-5
ページ数 340 頁
定価 3,080円 (本体価格2,800円)
中国大陸での文学活動が逼塞していた時代に、めざましい展開を見せ、中国詩史のミッシングリンクを形成した台湾現代詩。その中心となって活躍する詩人達の自選詩集。
上田哲二 (ウエダテツジ)
1954年、大阪府生まれ。ワシントン大学(シアトル)大学院修士課程修了。現在、大阪大学大学院博士後期課程。論文に「記憶と想像のゆらぎ―余光中における郷土の位相―」(大阪大学『言語文化学Vol.12』など、訳書に『台湾現代詩集』(共訳、国書刊行会)などがある。
三木直大 (ミキナオタケ)
一九五一年、大阪府生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。現在、広島大学総合科学部教授。訳書に、「而已集・三閑集」『魯迅全集』(共訳、学習研究社)、「史鉄生」『現代中国文学選集』第三巻(共訳、徳間書店)、張大春「将軍の記念碑」『台北ストーリー』(国書刊行会)、王拓「金水嬸」『鹿港からきた男』(国書刊行会)などがある。
是永駿 (コレナガシュン)
1943年、福岡県生まれ。大阪外国語大学中国語学科卒業、同大学院修士課程修了。現在、大阪外国語大学長。中国現代文学専攻。主な訳書に『北島詩集』、『芒克詩集』、『現代中国詩集』(共編、思潮社)、『台湾現代詩集』(共編、国書刊行会)などがある。
島田順子 (シマダジュンコ)
1959年、大阪府生まれ。神戸市外国語大学卒業、大阪外国語大学大学院博士後期課程修了。現在、大阪外国語大学他、非常勤講師。論文に「分裂と多重性―聶華苓『桑青與桃紅』」(『現代中国』第77号)などがある。