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  4. 道家・道教史の研究

ドウカドウキョウシノケンキュウ

道家・道教史の研究

発売日 2011/02/02

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03905-7

ページ数 384 頁   Cコード 0322

定価 15,400円 (本体価格14,000円)

内容紹介

古代から近現代まで、道教の形而上学的議論から現実的な経済基盤の探求までを、二編構成で広く考究。前編では唐までの道家・道教史を扱い、後編では宋代以後の民衆道教を論じる。「三次元立体的」酒井道教研究の集大成。

著者紹介

酒井忠夫 (サカイタダオ)

1912年3月25日 福井県坂井郡棗村小幡に生まれる。
1935年3月、東京文理科大学東洋史学科卒業
1935年4月、東京文理科大学助手(東洋史学教室勤務)。
1964年4月、東京教育大学教授。
1974年5月、筑波大学教授・附属図書館長。
1975年4月、筑波大学名誉教授。
主著に、『中国善書の研究』(弘文堂、1960年)、『酒井忠夫著作集』(国書刊行会、1997年~2011年、全6巻)がある。
2010年2月19日逝去。

目次

はしがき
前篇 道家・道教史
 序論
 第一章 天神・地祗・宗廟・社・社稷
 第二章 老子道徳経に関する諸問題
 第三章 鄒衍・方僊道
 第四章 後漢時代の政情と「豪族」・「宦官」
 第五章 黄巾の徒、太平道
 第六章 三張五斗米道
 第七章 道・仏の交渉と仏・道論衡
 第八章 中国史上の政教関係
後篇 宋代以後の儒教と道教
 序説
 第一章 反閉について
 第二章 太上感応篇について
 第三章 劉宗周などの善書運動
 第四章 善書『陰隲文』の成立
 第五章 善書と儒教との関係
 第六章 清代における善書の作製と流通
 第七章 『不費錢功徳例』について
 第八章 『敬信録』の編輯と『関帝覚世経』
 第九章 清代における感応篇註の作製及び感応篇会講の事象
 第十章 善書に関連する中国の宗教と民間信仰の関係
 第十一章 民間信仰
 第十二章 宋代以後の民衆結社と宗教結社・南宗禅系宗教結社
 第十三章 白蓮・無為大乗教系宗教結社
 第十四章 孝弟忠信礼儀廉恥「八徳」と善書
 第十五章 民国時代の民間の宗教結社
あとがき

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