フビョウドウロン
不平等論
その起源と根拠
発売日 2001/10/12
判型 四六判 ISBN 978-4-336-03394-9
ページ数 468 頁
定価 2,530円 (本体価格2,300円)
「人間とはなにか」「人間と自然との関係はどうあるべきか」を、いまなお鋭く問いかけ、根元的な思索へといざなってやまない不朽の名著『人間不平等起源論』の清新な新訳に、詳細な訳注・解説を付した決定版。
ジャン=ジャック・ルソー (ジャンジャックルソー)
戸部松実 (トベマツミ)
1936年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。前青山学院大学教授。専攻フランス文学。著訳書に、『フランスの文学』(有斐閣、1984、共著)、ブリア-サヴァラン『美味礼讃』(岩波書店、1967、共訳)、ルソー「エミール」(中央公論社『世界の名著○30』、1966)、ルソー「エミールとソフィ」(白水社『ルソー全集○8』、1979)、ルソー「道徳書簡」「エドワード・ボムストン卿の恋物語」(白水社『ルソー全集○10』、1981)、ルソー「孤独な散歩者の夢想」(講談社『世界文学全集○15』、1983、共訳)、ムノン「町人の食卓」ジャンティ・ベルナール「恋のてほどき」(国書刊行会『十八世紀叢書Ⅲ 幸福の味わい』、1997)、ルソー『不平等論』(国書刊行会、2001)、『『エミール』談論』(国書刊行会、2007)などがある。