検索結果

黒魔団

デニス・ホイートリ 著
平井呈一 訳

ドラキュラ叢書

定価 1,078円（本体価格980円）

ISBN 978-4-336-02576-0

現代黒魔術文学の雄、デニス・ホイートリが、その真価を世に問うた名篇！刊行以来26年、すでに古典としての声価も高く、約20ヵ国に訳され、数千万部を売りつくした。霧の都ロンドンに暗躍するブラック・マジック集団と、これに対抗するオカルト・サイエンティスト4人の壮絶な闘争を描いて、読者を完全に反日常の世界に拉し去る。デニス・ホイートリを知らずして、当代の怪奇小説を論ずることはできない。

妖怪博士ジョン・サイレンス

ドラキュラ叢書

定価 1,078円（本体価格980円）

ISBN 978-4-336-02578-4

怪奇小説界のコナン・ドイルに相当するのが、アルジャナン・ブラックウッドである。その彼が創造した「ホームズ」役者が心霊医師ジョン・サイレンスである。本書はそのサイレンスもの5篇を集成した怪奇ファン待望の1冊で、高名な『いにしえの魔術』『犬のキャンプ』『邪悪なる祈り』をはじめ、本邦初訳の『心霊的侵入』『ネメシスの炎』を収める。マッケン、ジェイムズとともに、近代英国恐怖トリオの一角をなすブラックウッドの大傑作！

星を駆ける者

ドラキュラ叢書

定価 1,078円（本体価格980円）

ISBN 978-4-336-02579-1

『荒野の呼び声』で評価の高いJ・ロンドンの埋もれた名作ここに蘇る！絞首台に立たされながら決して死ぬことの出来ぬ運命を担わされた一囚人が体験する、天界と地獄の冒険行は、やがて宇宙窮極の秘密に迫りながら、衝撃の結末へと雪崩れこむ！地球の発生から死滅を一瞬のうちに垣間見る壮大な宇宙的恐怖である本巻は、エドガー・ポオからH・P・ラブクラフトに繋がる米国異次元ロマン史の空白を埋める幻の傑作。

スカル・フェイス

ドラキュラ叢書

定価 1,078円（本体価格980円）

ISBN 978-4-336-02581-4

剣と魔術、古代王国に襲いかかる蛮族の群、野生の力と失われた妖術とが死力を尽くして地球の覇権を奪い合う絢爛たる大戦絵巻！超古代の幻想世界を舞台に繰りひろげられるR・E・ハワードの力作群は、今日「幻想古代冒険譚」として大衆文学のジャンルに確乎たる位置を占める。東洋対西洋の宿命的な対決に秘密結社の暗躍が奇怪な影を投じる恐怖スリラー『スカル・フェイス』をはじめ、傑作を精選して贈る本巻は、頂点に立つアメリカン・ファンタジーの熱い息吹きを生なましく伝える！

狼男卿の秘密

ドラキュラ叢書

定価 1,078円（本体価格980円）

ISBN 978-4-336-02582-1

『赤毛のレドメイン』『闇からの声』で知られる巨匠イーデン・フィルポッツが、怪奇小説の世界でも巨匠たることを示した路標的名作。謎の人物ウィリアム・ウルフ卿をめぐる暗黒の血脈とその葛藤。舌を巻くプロットの妙に、戦慄と恐怖が昂まり、最後のおどろくべきクライマックスに達する。まさに英国の風土が生んだ怪奇小説の一典型。1937年発表ののち、久しく埋もれていたこの傑作を日本の怪奇党に捧げる。

幽霊狩人カーナッキ

ドラキュラ叢書

定価 1,078円（本体価格980円）

ISBN 978-4-336-02583-8

世紀末の昏い風土を海洋ロマンと異次元小説に持ちこんで、他の追随を許さぬ迫真の恐怖を創造したW・H・ホジスンは、幽霊狩人カーナッキをして闇の領域に挑戦せしめる！古くレ・ファニュの心霊医師ヘッセリウスに端を発し、ブラックウッド『妖術博士ジョン・サイレンス』へと連なる心霊的探偵小説の伝統を踏まえながら、科学対妖術の息も継がせぬ死闘を語る本巻は、英米で「恐怖小説のシャーロク・ホームズ」と絶賛された傑作9編を完全収録する！

ジャンビー

ドラキュラ叢書

定価 1,078円（本体価格980円）

ISBN 978-4-336-02584-5

最初にして最大の恐怖小説専門誌「ウィアード・テイルズ」が生んだ黄金期の巨匠ホワイトヘッドは、宣教師として西インド諸島の魔術的な日常を体験した異常人であるばかりか、古今の恐怖小説に精通せる稀れに見る読書家でもあった！そのホワイトヘッドが自らの分身たる冒険家ケインヴィンを介して物語る本恐怖小説集は、夜な夜な半死人が彷徨し、人狼たちが血の饗宴をくりひろげるという魔法の島の恐怖を伝え、一読眠られぬ戦慄の夜を読者に突きつける！

古代のアラン

ドラキュラ叢書

定価 1,078円（本体価格980円）

ISBN 978-4-336-02585-2

スチーブンスン『宝島』以来確乎たる系譜を築きあげた英国冒険小説は、H・R・ハガードの創造した本格秘境ロマン『アラン・クォーターメン』シリーズにより、その絶頂を窮めた。暗黒の野性大陸アフリカを起点に、栄光と神秘の国エジプト、さらには古代怪獣が闊歩する氷河期ヨーロッパまで、時空を超越する熱血の冒険を描き尽した著者自ら「不気味さにおいて白眉」と断言する本巻は、読者を驚異と戦慄の大サファリに招待する！