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イノリノシマ

祈りの島

幻想小説  

発売日 2023/06/22

判型 四六判   ISBN 978-4-336-07536-9

ページ数 260 頁   Cコード 0093

定価 2,750円 (本体価格2,500円)

内容紹介

精霊のごとき高貴さと儚さを湛え、人間の脳を喰らい人語を解す怪奇なホムンクルス。奥深い山に位置する謎の神殿学校の、地下を流れる川に繋留された〈時を超える舟〉……全世界が鳥のとどまる一瞬の夢と現ずる、目眩く長篇幻想小説。シリーズ《教皇庁の使者》待望の第2作。

著者紹介

服部独美 (ハットリヒトミ)

小説家。

目次

序 〈シルバリン〉の手記
 一、カルタン
 二、クリス
 三、シグル
 四、宝苓
 五、友人たち Ⅰ クリスと宝苓
        Ⅱ 宝苓と桃英
        Ⅲ バルフとフェリシテ
        Ⅳ マーカイムとマーメイド


 六、〈シルバリン〉の手記 2
 七、神殿学校
 八、〈シルバリン〉の手記 3
 九、病院船
 十、夕映え
跋 〈シルバリン〉の最後の手記

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