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ゼンニマナブアカルイジンセイ

禅に学ぶ明るい人生

釈宗演

発売日 2019/01/24

判型 四六判   ISBN 978-4-336-06344-1

ページ数 264 頁   Cコード 0015

定価 3,080円 (本体価格2,800円)

内容紹介

「現世は四苦八苦の世界」。世の中は思い通りにならないもの。ふだん、神仏をひとごとのように思っている人も、人生の一大事にあうと、とつぜん神仏に祈願し、神仏の力にすがろうとする。世間の多くは、仏を人とはかけ離れたものと考え、極楽は実社会と断絶したものであるもののように感じているが、これはまちがいで、私たちの「手が舞い、足が踏むところ」が、そのまま極楽である。禅をはじめて海外に伝えた禅僧によるわかりやすい禅の手引き。(『人生明るい世渡り』(成光館、1933年)を改題)

著者紹介

釈宗演 (シャクソウエン)

洪岳宗演。明治大正期の臨済宗の僧。1860年、若狭国生まれ。慶応義塾卒。禅をZENとして欧米に伝えた僧侶として知られる。1893(明治26)年のシカゴ万国宗教会議に参加。このとき通訳として同行した鈴木大拙が、後に禅を欧米に広めた。また夏目漱石、徳富蘇峰などにも影響を与えた。著書多数。1919年没。

目次

安心立命について
向上の一路 
宗教的信念
向上向下の修養
智情意の三修養
正師を選べ
死とは何ぞや
欺かざる心

我が座右の銘
貧富に動ずるな
死生の境を飛び越せ 
人と国民性
男女の対立
個人主義の襲来
柔よく剛を制せよ
女性と独立自恃の精神
真実の信仰とは
確固不動の大信念
平等観と差別観
求道の三要素
究竟の大安心
富貴の家の女性達に
偽りの美は悪を生む
菜根潭十五則
附録1 釈宗演師を語る 鈴木大拙
附録2 釈宗演老師について 徳富蘇峰
附録3 葬儀記 芥川龍之介

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