ニホンミッキョウジンブツジテン
日本密教人物事典 中
醍醐僧伝探訪
発売日 2014/05/19
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05740-2
ページ数 494 頁 Cコード 0515
定価 22,000円 (本体価格20,000円)
鎌倉時代初・中期を対象とし、遍智院僧正成賢(1162-1231)とその弟子たち、そして金剛王院大僧正実賢(1176-1249)の伝記が特に重要である。
成賢は師の勝賢僧正とならび三宝院流を集大成した人物であり、その弟子の憲深・道教、あるいは意教上人頼賢などは皆一流の祖師として後世にいたるまでその名を輝かせた。
鎌倉時代中葉から本格化する醍醐寺諸流の分派を正しく精確に理解するために重要な一巻。
柴田賢龍 (シバタケンリュウ)
密教研究家。真言宗醍醐派僧侶。1948年7月12日、大阪に生まれる。東北大学理学部中退。1984年12月21日、醍醐寺座主岡田宥秀師より伝法灌頂を受ける。その後、本山事務所勤務を経て研究活動に専念する。著書:『和訳注解 不動明王法 覚禅鈔』『訳注 薄草紙口決(全二十巻)』(藤井文政堂)ほかHP:柴田賢龍密教文庫(http://www.ab.auone-net.jp/‾badra20/)
中巻の序
目次
付法略血脈
見出し索引
出典略称等一覧
本文
付録 系図
(1)村上源氏と醍醐寺(鎌倉前中期)
(2)藤原通憲の一族と醍醐寺
索引