タイヘイヨウシンリャクシ
太平洋侵略史 6
発売日 2010/07/23
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05247-6
ページ数 364 頁 Cコード 0321
定価 5,280円 (本体価格4,800円)
十七世紀以降、西欧列強は太平洋への野望を抱いて侵出。日本沿岸に危機が迫っていた。幕末日本の混乱を浮き彫りにし、欧米列強の侵略の野望を白日の下に暴いた書。
仲小路彰 (ナカショウジアキラ)
明治34年東京生まれ。旧制五高、東京帝国大学哲学科卒。昭和12年から「世界史話大成」「世界興廃大戦史」などの大著に取り組む。戦後著書はGHQに没収され一時公職を追放される。間もなく地球主義、未来学という概念を提唱。「ロシア大革命史」「未来学原論」などの大著を刊行し、山中湖村に隠棲しつつも戦後の外交に隠然たる影響を与えた。
第1篇 ハリスの強制的談判/第2篇 堀田正睦の外交政策/第3篇 日米通商條約會談/第4篇 日米會談の奏上/第5篇 未勅許の日米條約調印/第6篇 勅諚降下/第7篇 尊皇攘夷の志士の憤激