タイヘイヨウシンリャクシ
太平洋侵略史 5
発売日 2010/07/23
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05246-9
ページ数 260 頁 Cコード 0321
定価 5,280円 (本体価格4,800円)
本書の内容は、欧米列強によるアジア・太平洋侵略に抗する日本の幕末史である。仲小路の著作は、戦前戦中、政治と軍の中枢にいる人々に強い影響を及ぼしたが、終戦後は、GHQが没収、焚書にされ、一般はむろん学界にもほとんど知られることがなかった。
仲小路彰 (ナカショウジアキラ)
明治34年東京生まれ。旧制五高、東京帝国大学哲学科卒。昭和12年から「世界史話大成」「世界興廃大戦史」などの大著に取り組む。戦後著書はGHQに没収され一時公職を追放される。間もなく地球主義、未来学という概念を提唱。「ロシア大革命史」「未来学原論」などの大著を刊行し、山中湖村に隠棲しつつも戦後の外交に隠然たる影響を与えた。
第1篇 ペルリの對日謀略の進展/第2篇 國内問題の緊迫/第3篇 國防論の昴揚/第4篇 英米露蘭の對日外交政策/第5篇 安政二年の情勢/第6篇 ハリスの渡來/第7篇 イギリスの濠洲侵略の情況