タイヘイヨウシンリャクシ
太平洋侵略史 1
発売日 2010/07/23
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05242-1
ページ数 241 頁 Cコード 0321
定価 5,280円 (本体価格4,800円)
十七世紀以降、西欧列強は太平洋への野望を抱いて侵出。日本沿岸に危機が迫っていた。幕末日本の混乱を浮き彫りにし、欧米列強の侵略の野望を白日の下に暴いた書。
仲小路彰 (ナカショウジアキラ)
明治34年東京生まれ。旧制五高、東京帝国大学哲学科卒。昭和12年から「世界史話大成」「世界興廃大戦史」などの大著に取り組む。戦後著書はGHQに没収され一時公職を追放される。間もなく地球主義、未来学という概念を提唱。「ロシア大革命史」「未来学原論」などの大著を刊行し、山中湖村に隠棲しつつも戦後の外交に隠然たる影響を与えた。
第1篇 第十七世紀の西歐侵略/第2篇 十七世紀後半より十八世紀の荒掠/第3篇 北太平洋の危局/第4篇 日本北方問題の惡化/第5篇 日本北進の先驅者/第6篇 日本攘夷論の指導者/第7篇 日本北進の實現者