イスラームシンコウトゲンダイシャカイ
イスラーム信仰と現代社会
発売日 2011/08/12
判型 四六判 ISBN 978-4-336-05213-1
ページ数 243 頁 Cコード 0314
定価 2,750円 (本体価格2,500円)
政治・法律面での新たなイスラーム固有の意義、グローバル化時代にイスラーム信仰と法が果たすべき役割、日本におけるイスラーム伝来の事情と教義発展の必要性を明かす。
水谷周 (ミズタニマコト)
京都大学文学部卒業。博士(イスラーム思想史、ユタ大学)。社団法人日本宗教信仰復興会議代表理事、日本ムスリム協会理事、国際宗教研究所顧問などを務める。日本における宗教的覚醒とイスラームの意義の啓発に努める著作多数。
イスラーム信仰関係以外の著作として、『現代アラブ混迷史 : ねじれの構造を読む』(平凡社)、『集団的自衛権とイスラム・テロの報復』(青灯社、共著)、『Liberalism in
20th Century Egyptian Thought: The Ideologies of Ahmad Amin and Husayn』(Amin, London, I.B. Tauris)などがある。
マッラート・シブリー (マッラートシブリー)
1960年、レバノン生まれ。ユタ大学特命教授、並びに中東政治・法律教授、在レバノン、セント・ジョゼフ大学EUジョン・モネ・欧州法教授。
奥田敦 (オクダアツシ)
1960年、神奈川県生まれ。法学博士(中央大学、2005年)。慶應義塾大学総合政策学部教授、アレッポ大学学術交流日本センター副所長。専門はイスラーム法およびその関連諸領域、ガバナンス学、アラビア語。
四戸潤弥 (シノヘジュンヤ)
1952年、福島県郡山生まれ。同志社大学神学部・神学研究科教授。専門はイスラーム法およびアラビア語文法。
はじめに
イスラームと現代政治――正像を求めて(水谷 周)
イスラーム法と国家の構築(シブリー・マッラート)
[特別寄稿] 中東における非暴力と民主的戦略
グローバル化時代のイスラーム信仰(奥田 敦)
現代社会とイスラーム――イスラーム信徒少数派社会、日本(四戸潤弥)