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テンシノチブ

天使の恥部

発売日 1994/01/09

判型 四六判   ISBN 978-4-336-02469-5

ページ数 320 頁   

定価 2,136円 (本体価格1,942円)

内容紹介

著者紹介

マヌエル・プイグ (マヌエルプイグ)

1932年~1990年。アルゼンチン、ブエノスアイレス州に生まれる。イタリアへ留学、映画監督・脚本家を目指してヴィットリオ・デ・シーカ、ルネ・クレマンの元で助監督を務めたが挫折し、小説家に。処女長篇『リタ・ヘイワースの背信』が一躍脚光を浴び、帰国後発表した『赤い唇』(1969)『ブエノスアイレス事件』(1973)がベストセラーとなる。1973年、ペロン復権により亡命を余儀なくされ、アメリカ、メキシコ等を転々としつつ、『蜘蛛女のキス』(1976)、『天使の恥部』(1979)、『このページを読む者に永遠の呪いあれ』(1980年)、『南国に日は落ちて』(1988年)など傑作を次々と発表。1990年に来日後、メキシコでエイズにより死去。

安藤哲行 (アンドウテツユキ)

1948年岐阜県生まれ。ラテンアメリカ文学研究者。摂南大学名誉教授。著書に『現代ラテンアメリカ文学併走』(松籟社)、訳書に、レイナルド・アレナス『夜になるまえに』『夜明け前のセレスティーノ』、ルイス・セプルベダ『パタゴニア・エキスプレス』(いずれも国書刊行会)、マヌエル・プイグ『天使の恥部』(白水社)、カルロス・フエンテス『老いぼれグリンゴ』、ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』、マリアーナ・エンリケス『わたしたちが火の中で失くしたもの』(いずれも河出書房新社)、エルネスト・サバト『英雄たちと墓』(集英社)、レイナルド・アレナス『ハバナへの旅』、マルタ・トラーバ『陽がかよう迷宮』(いずれも現代企画室)、フアン・ホセ・アレオラ『共謀綺談』(松籟社)、ホセ・エミリオ・パチェーコ『メドゥーサの血』(まろうど社)などがある。

天使の恥部


*品切増刷未定

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