エイガロンソウ ロクジュウハチ
映画論叢 68
発売日 2025/03/14
判型 A5判 ISBN 978-4-336-07768-4
ページ数 128 頁 Cコード 0374
定価 1,320円 (本体価格1,200円)
俳優・斎藤真インタビューは、俳優小劇場に集った性格俳優たち、ソ連との合作映画の内情、など60~70年代の演劇、映画ファンは必読! 1930年に存在した70ミリ映画、映画検閲成立の状況、松竹キネマ『島の女』再評価、チャンバラ映画研究の第一人者・永田哲朗追悼、等々今号も映画史の秘話が満載。
丹野達弥 (タンノタツヤ)
1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。
新劇から『モスクワわが愛』へ 俳優・斎藤真の光と影
トッドが最初ではない 1930年の70ミリ映画
検閲官・沼田穣の挫折 映画検閲創世記
追悼・岡田博 ワイズ出版 ステキな腐れ縁
わが心の石原裕次郎 玄冬の季節は心の錦
ヒッチコックとの親近性? ロジャー・コーマン追悼
追悼・永田哲朗
その著作とチャンバリストクラブ
酒とチャンバラ漬け、の人
時代劇の胎内にいるような心地よさ
資料の山から女剣劇への想いが立ち上がる
[好評連載]
《映画の見かた》の見かた 本格映画ファン、作家・山田稔
邪論! 正論!! はた快楽! 流山児祥の活躍
独立系成人映画再考 さまざまな出自から
戦前映画資料博捜 松竹キネマ『島の女』
[問題提起]
俳優座劇場閉館/メキシコのプロレス映画/アヌーク・エーメ