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エイガロンソウロクジュウナナ

映画論叢 67

発売日 2024/11/12

判型 A5判   ISBN 978-4-336-07710-3

ページ数 128 頁   Cコード 0374

定価 1,320円 (本体価格1,200円)

内容紹介

若大将シリーズで名を挙げた岩内克己監督が、本当に作りたかった作品『砂の香り』を語る。石原プロを退社した製作担当者・堀井健一がTV界で経験した事件の数々。若年ファントップ人気の東映が、もっと儲けようと作った第二東映の哀しい顚末。演技派ヘンリー・フォンダとジョン・フォードが出会っての化学反応。アングラ出身ピンク女優・風間舞子は脚本も書いていた…等々、今号も映画史の隠れた話題が満載。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

岩内克己監督インタビュー
 若大将監督の重圧 『砂の香り』への想い
わが心の石原裕次郎 自伝のようなもの 第二回
 テレビ時々映画 石原プロ退社以後
娯楽の王者の野望と挫折
 東映第二系統物語 その誕生と消滅まで
ポケットの奥のジョン・フォード 第8回
 ヘンリー・フォンダ登場す
中島貞夫と梶間俊一
 ネチョネチョ派の軌跡
興行師・柴田光之助のことなど
 公園六区往事茫々
シネマニアの桟敷席4
 こんな人に逢った(四)
独立系成人映画再考7
 風間舞子にも脚本あり
邪論!正論‼はた快楽 人はこころよ、姿はいらぬ?
《映画の見かた》の見かた49 女性監督と言わないで
徹底追跡 映画の中の「鶴田浩二」
デジタル過渡期の映画上映37 子供は判ってくれない
珍品ショウケース18 『リングに賭けろ!』
『山參道』を観て 大泉黒石・滉父子のこと

映画論叢 67


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