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エイガロンソウロクジュウロク

映画論叢 66

発売日 2024/07/17

判型 A5判   ISBN 978-4-336-07674-8

ページ数 128 頁   Cコード 0374

定価 1,320円 (本体価格1,200円)

内容紹介

石原裕次郎に憧れ、石原プロに入社した青年の歩む「製作担当者」としての人生航路。今や過去のものとなったジャンル・旅行映画(トラベローグ)、その開発者バートン・ホームズの肖像。匂いの出る映画をめぐり、シネラマの世界は終焉へ。ピンク映画における落語家たちの活躍。等々、今号も映画史の秘話が満載。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

わが心の石原裕次郎
 〝製作担当者〟という仕事 石原裕次郎にはじまる 堀井健一
旅行映画(トラベローグ)とは何か バートン・ホームズの幻景 藤元直樹
シネラマの興亡・補遺訂正編
 〝匂いの出る映画〟の夢『スペインの休日』の紆余曲折折 内山一樹
フォード一家の重鎮 ワード・ボンド
 『荒鷲の翼』における〝二人フォード〟『荒野の女たち』『騎兵隊』『馬上の二人』
知られざる『青春の甘き香り』 性格俳優・鈴木瑞穂追悼
シドニー・ポワチエの時代があった ノーマン・ジュイソン追悼 瀬戸川宗太
独立系成人映画再考・脚本篇 落語家たちの活躍 東舎利樹
シネマニアの桟敷席 ひし美ゆり子、名和宏、成瀬正孝 谷川景一郎

好評連載
誤字等誤記ぶり題名記 最終篇、多分? 最上敏信
邪論! 正論‼ はた快楽 〝鎮魂の夏〟にあれこれ―渡哲也― 浦崎浩實
《映画の見かた》の見かた ヤクザ映画の回顧と現状 重政隆文
珍品ショウケース ハリー・ワット監督『砂漠の九人』 ダーティ工藤

映画論叢 66


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