ホッケゲンギグケツ マキノイチ
法華玄義口決 巻一
発売日 2022/09/21
判型 菊判 ISBN 978-4-336-07429-4
ページ数 400 頁 Cコード 0015
定価 11,000円 (本体価格10,000円)
日蓮は身延山中で六老僧や四阿(日昭・日朗・日興・日持)、直弟子等に『法華玄義』を講説した。日興はそれらを筆録整理し、日蓮入寂後に重須北山で講説。本書はその際に日代が筆録整理し、以降は大本山西山本門寺歴代貫首か学頭能化のみ書写・講説を許された秘伝書である。西山本門寺五十世森本日正より、松本修明が智識相承を受けて筆記し、略記された経文類を復元した。計29の「口決」と、計1098の「御義に云く」により、日蓮の真説を知るための貴重書。
『法華玄義口決』(巻一)要之章の「玄義四序」と「妙法の五字七字の台当違目」。略之章の経題を説く標章、引証、生起、開合、料簡、観心、会異の「七番共解」。本文中に「四阿口決・本尊三義」「六老口決・九字」「直弟口決・四序」「日朗口決・観心本尊抄略頌」「日興口決・観心本尊抄略頌」「日常口決・観心本尊抄略頌」その他の11の口決と、197の「御義に云く」を収録。
※《日蓮聖人口決集》第1回配本=『法華玄義口決』(全5巻同時配本)
松本修明 (マツモトシュウミョウ)
1938年(昭和13)東京に生まれる。
蓮華寺無心庵住職。
東京ライフデザインアカデミー主任講師。
主要著書『南無妙法蓮華経要義(全4巻)』『法華経要義』『本化興風略要品並法式』『漫荼羅三昧儀軌・本化興風広要品』その他。