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エイガロンソウ ロクジュウ

映画論叢 60

発売日 2022/07/15

判型 A5判   ISBN 978-4-336-07376-1

ページ数 128 頁   Cコード 0374

定価 1,100円 (本体価格1,000円)

内容紹介

数々の東宝映画で活躍、伝説のTV番組『ウルトラQ』でも知られる俳優・西條康彦インタビュー。初めて商業的に大成功した巨大映像・シネラマの歴史。洋画ファンの裾野を広げた、TV放映時の吹き替え俳優たちの素顔。戦時下の映画少年が体験した小さな映画館の挿話。時代劇監督・深田金之助の秘められたピンク映画……等々、今号も映画史的話題が満載。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

丸山誠治、福田純、堀川弘道…そして『ウルトラQ』
ワンカットが俺の青春 東宝俳優・西條康彦インタビュー 小関太一
『これがシネラマだ』『大西洋2万哩』『西部開拓史』
商業的に成功した最初の巨大映像 シネラマの興亡(前篇) 内山一樹
テレビ洋画劇場の全盛期を支えた人々
新劇俳優吹き替え列伝 笠間雪雄、小山田宗徳、日下武史 千葉豹一郎
浅草に女剣劇の時代があった
父の影の下に 女剣劇スタア 筑波澄子伝 飯田一雄
戦前・東京池袋の映画街 大東亜劇場の想い出 冬樹薫

独立系成人映画再考・脚本篇 深田金之助は東映だけじゃない 東舎利樹
やっぱり『男はつらいよ』は強い! リバイバル上映徹底追跡 最上敏信
水木洋子のXYZへの道 テレビが映画に先行する時代に 奥薗守
好評連載
《映画の見かた》の見かた 韓国映画への理解度 重政隆文
デジタル過渡期の映画上映 コロナ下の映画館状況 長谷川康志
珍品ショウケース イヴ・アレグレを再評価しよう ダーティ工藤
演劇の現在 学生運動期の前衛は、いま 片山陽一
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