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エイガロンソウゴジュウナナ

映画論叢 57

発売日 2021/07/15

判型 A5判   ISBN 978-4-336-07242-9

ページ数 128 頁   Cコード 0374

定価 1,100円 (本体価格1,000円)

内容紹介

反骨の左翼映画評論家・岩崎昶は満州で何をしていたのか? 楯の會会員が令和のいま思う、三島由紀夫と映画の関係。特大スクリーンIMAXの誕生から現在までの軌跡。ふとした偶然から小谷承靖監督の晩年に関わった男の証言。傍役でみるジョン・フォード作品の愉しみ…等々、今号も映画史的発見が満載。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

李香蘭『私の鶯』『サヨンの鐘』製作の周辺
反骨の左翼映画人? 満映。をプロデュース—―岩崎昶(いわさき・あきら) 藤元直樹
新宿にあった東京アイマックス・シアターを覚えてますか?
大型映画の回想 フィルムIMAXの迫力は圧倒的だった 内山一樹
昨今の〝三島〟ドキュメンタリーに抗議する
楯の會々員が、いま思うこと 断想 三島由紀夫と映画 谷輔次
『はつ恋』『急げ!若者』『極底探険船ポーラーボーラ』
浅草東宝オールナイトでの出会い 最後の恐竜 監督・小谷承靖(こたに・つぐのぶ) 小関太一
小林喜三郎と山川吉太郎 興亡「国際活映」のトリセツ 冬樹薫
西部劇への一視点 マイク・マズルキ、スタン・ジョーンズ… 猪股徳樹
独立系成人映画再考・音楽篇 安田南がスターだった頃 東舎利樹
新たな名作を発掘する 佐分利信と木下惠介、この一本 北里宇一郎

好評連載
フヰルム温故知新 豪放磊落な左膳 布村建
東映敵役列伝 ㊙映画出演本数くらべ 最上敏信
珍品ショウケース 『レミー・コーション/毒の影』 ダーティ工藤
《映画の見かた》の見かた 他人事にあらず 重政隆文

問題提起
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