1. トップページ > 
  2. 海外文学 > 
  3. 英米文学 > 
  4. 爆弾魔

バクダンマ

爆弾魔

続・新アラビア夜話  

発売日 2021/04/20

判型 四六判   ISBN 978-4-336-07203-0

ページ数 320 頁   Cコード 0097

定価 2,970円 (本体価格2,700円)

内容紹介

『宝島』『ジキル博士とハイド氏』で名高い、英国の文豪スティーヴンソンの知られざる傑作小説。
恐怖の爆弾テロリストたちの暗躍を物語の経糸にして、黄昏の世紀末ロンドン、合衆国の荒野、はたまたカリブ海の小島を舞台に繰り広げられる、怪奇で波瀾万丈な奇談の数々。ドイルやマッケンにも大きな影響を与えた連作小説、本邦初訳なる!!

著者紹介

R・L・スティーヴンソン (ロバート・ルイス・スティーヴンソン)

1850-1894年。エディンバラ生まれ。『宝島』、『ジキル博士とハイド氏』、『新アラビア夜話』などの名作で知られるイギリスの文豪。晩年は病と闘いながら南太平洋を歴訪、サモアに移住し、同地で没した。

ファニー・スティーヴンソン (ファニースティーヴンソン)

R・L・スティーヴンソンの妻。

南條竹則 (ナンジョウタケノリ)

一九五八年東京都生まれ。作家、翻訳家。著書に『酒仙』(新潮社)、『怪奇三昧』(小学館)、『ゴーストリイ・フォークロア』(KADOKAWA)、訳書に『英国怪談珠玉集』(国書刊行会)、アーサー・マッケン『輝く金字塔』(国書刊行会)、M・R・ジェイムズ『消えた心臓/マグヌス伯爵』(光文社古典新訳文庫)、M・P・シール『紫の雲』(アトリエサード)、H・P・ラヴクラフト『インスマスの影』(新潮文庫)などがある。

目次

「シガー・ディヴァーン」のプロローグ
チャロナーの冒険――御婦人方の付添い役
 破壊の天使の話
御婦人方の付添い役(結び)
サマセットの冒険――余分な屋敷
 気骨のある老婦人の話
余分な屋敷(承前)
 ゼロの爆弾の話
余分な屋敷(承前)
デスボローの冒険――茶色の箱
 美わしきキューバ娘の話
茶色の箱(結び)
余分な屋敷(結び)
「シガー・ディヴァーン」のエピローグ

解説 南條竹則


この本の関連書籍

引き潮

南太平洋タヒチの浜辺にたむろする三人の食い詰め男が、天然痘発生で欠員が出た貿易船…

箱ちがい

鉄道事故で死んだ老人には、最後に生き残った一人だけが受給できる莫大な年金がかかっ…

スティーヴンソン 

『宝島』の作者として名高いスティーヴンソンの絶妙な短篇4篇を収録。タヒチに伝わる…

同じ著者・訳者の作品

アーサー・マッケン自伝

怪奇幻想文学の巨匠マッケンの二つの自伝『遠つ世のこと』と『遠近草』を完全収録。自…

“最も怖ろしく美しい幽霊小説”と評された名作「手招く美女」、チュニスを訪れた少女…

英国怪談珠玉集

英国怪談珠玉集

南條竹則 編訳

定価7,480円(税込)

英国怪談の第一人者が半世紀に近い歳月を掛けて選び抜いた、イギリス怪奇幻想恐怖小説…


>> もっと見る

ページトップへ