発売日 2021/03/24
判型 四六判 ISBN 978-4-336-07195-8
ページ数 234 頁 Cコード 0076
定価 2,640円 (本体価格2,400円)
将棋界の枠を超えて社会的にも大きな影響を及ぼした不世出の棋士・米長邦雄。没後10年を目前にしてその知られざる素顔を明らかにする、弟弟子による初めての本格的評伝。
■羽生善治氏推薦!
「50歳で名人を獲得された時、まさに感無量という勇姿でした」
田丸昇 (タマルノボル)
1950年5月5日、長野県北御牧村(現・東御市)に生まれる。1965年、佐瀬勇次名誉九段の門下で奨励会(棋士養成機関)に6級で入会。1972年、四段に昇段して棋士になる。1979年、六段に昇段。1989年から1995年まで日本将棋連盟の理事に在任し、主に出版部門を担当。1991年、八段に昇段。1992年、順位戦でトップのA級に昇級。2001年から2003年まで『将棋世界』編集長に在任。2013年、九段に昇段。2016年、現役棋士を引退。著書は『熱血の棋士 山田道美伝』(日本将棋連盟)、『伝説の序章 天才棋士 藤井聡太』(清流出版)など多数。
はしがき
第一章 米長の折々の名言
第二章 生い立ちと棋士を目指した頃
第三章 「さわやか流」の生き方で盤上盤外に活躍
第四章 奔放なエピソードと著名人との交流
第五章 中原を破って五十歳で悲願の名人位に
第六章 将棋連盟会長として財政再建と普及に尽力
第七章 波乱万丈の人生を終える
年表
あとがき
参考文献