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  4. 脳外科医が語る 困難を乗りこえる脳の使い方

コンナンヲノリコエルノウノツカイカタ

脳外科医が語る  困難を乗りこえる脳の使い方

発売日 2020/10/16

判型 四六判   ISBN 978-4-336-06680-0

ページ数 248 頁   Cコード 0040

定価 1,980円 (本体価格1,800円)

内容紹介

かつての優れた生き方をしてきた日本人の精神の根底にあるのは女性性、しかも凛として生きるレベルの高い女性性ではないか。男女の幸福度が大きく違う原因は、脳の使い方に大きな差があるのではないか。人の生き方を脳の使い方から見ると、ストレスからなぜ病気が発症したか、病気の本質が見えてくる。
本書では、困難な場面に遭遇し、それを克服した女性たちにインタビューし、その生き方を脳から分析。女性性こそが、病気だけでなく、社会の問題を解決するカギになるのではないか。脳の覚醒下手術を数多く手がけた脳外科医が、治らないとされた病気など、大きなストレスを乗りこえた女性たちの脳の使い方を考察。困難を克服するヒントをレベルの高い「女性性」に探る。

著者紹介

篠浦伸禎 (しのうらのぶさだ)

都立駒込病院脳神経外科部長。1958年愛媛県生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院、国立国際医療センター等に脳神経外科医として勤務し、1992年東京大学医学部の医学博士を取得。同年、シンシナティ大学分子生物学部に3年間留学。帰国後、都立駒込病院に勤務。2009年より同病院脳神経外科部長を務める。医療情報発信の場として「篠浦塾」を主催。また患者会、予防医療勉強会を含む和心統合医療協会(S-BRAIN脳活用度普及協会に属す)設立。 2015年『週刊現代』で「人として信頼できるがんの名医100人」に脳分野で唯一選ばれる。脳外科における覚醒下手術でトップクラスの実績。著書に『脳腫瘍 機能温存のための治療と手術』主婦の友社、『人に向かわず天に向かえ』小学館、『新 脳にいい5つの習慣』株式会社YUKAZE、『統合医療の真実』きれい・ねっと、他多数。

目次

 はじめに
レベルの高い女性性脳がいのちと社会を救う
第1章 「女性性脳」と「男性性脳」─ 日本人が幸せになるための脳科学
    なぜ日本の男性は幸福度が低いのか
    男と女の脳は機能が違うのか
   「男性脳」と「女性脳」ではなく
   「男性性脳」と「女性性脳」という視点
    左脳と右脳はどんな機能をもつか
    男性性脳、女性性脳にもレベルがある
    攻撃性に関わる扁桃体と快楽に関わる報酬系
    がまんする力とやる気を出す帯状回
    行動・考え方・情動の型をつくる小脳
    ストレスを乗り越え、幸せに生きるために働く視床下部
   「男性性脳」と「女性性脳」のレベルに関わる帯状回・小脳・視床下部
第2章 日本人の強みはレベルの高い女性性脳にあった
    日本の平和な時代に女性性脳は熟成した
    争いのないボノボの社会
   「女性性脳」で運営されていた白木屋の家族経営
   「武士道」はレベルの高い女性性脳だった!
    あらゆる困難に愛と高潔な魂で立ち向かう武士道
    吉田松陰に見るレベルの高い女性性脳
    乃木希典に見るレベルの高い女性性脳
    武家の女性に受け継がれた武士道のこころ
    レベルの高い女性性脳が日本企業の強み
    日本人の女性性脳が弱ったことで失くしたもの
第3章 難病の克服により、女性性脳を高めた五人の女性たち
   善本考香さん(特定非営利活動法人「Smile Girls」代表) 出会い
    がんの告知から「生きる!」決意が生まれるまで
    がんと闘うための三つの盾─ 知識力・判断力・コミュニケーション能力
    根治までの壮絶な道のり
    標準治療だけであきらめず、可能性のある治療法を選ぶ
    患者による患者のための「賢い患者学」
    善本さんに学ぶ凛とした生き方
   星子尚美さん(星子クリニック院長) 出会い
    星子さんの病歴(乳がん)
    星子さんが取り組んできた代替医療の道
    魂について思うこと
   照井理奈さん(ホリスティックセルフケアサロン「ユリシスボーテ」主宰) 出会い
    照井さんの病歴(アトピー性皮膚炎)
    食と身体をテーマにさまざまな資格を取得
    心・身体・魂のバランスを整える
    照井さんが伝えたい魂のレベルを上げる生き方
   児玉陽子さん(元松井病院食養内科顧問) 出会い
    児玉さんの病歴(皮膚病・結核)
    日本の食養の歴史について
    シニアのための健康食六カ条
    児玉さんが人生から学び後輩に伝えたい生き方
   鈴木秀子さん(元聖心女子大学教授) 出会い
    鈴木さんの臨死体験
    臨死体験の後でなぜ病気が治ったのか
    臨死体験の後でどのように人生が変わったのか
    病気や困難は人間らしく成長する機会
    凛として生きることは、ぶれないこと
    祈りによって高度な女性性脳を養う
第4章 レベルの高い女性性脳が明日の日本を救う
    レベルの高い女性性脳は困難を乗り越える力
    魂と右脳の深い関係について
    ストレスに強い女性性脳
    強烈なストレスを女性性脳で乗り越えて
    悟りを得た僧侶
    中村哲さんの生き方に見る至高の女性性脳
    女性性脳が医療の質を高める
    女性性脳が教育の明日を変える
    迷える若者を救うのは、女性性脳をもった上司の存在
    脳活用度診断テストでビジネスマンのストレス改善
    幸せになるための脳の使い方
    今からできる女性性脳の育て方
   〈女性性脳の育て方〉
第5章 座談会 「危機を乗り越える脳─ 女性性脳の時代に向けて」
    篠浦伸禎/石川真理子/善本考
    レベル高い女性性脳をもつ二人の共通点は?
    まず自分を好きになることから始まる
    かつての日本女性は、家の中心で実権をもっていた
    魂の声に沿って生きること
    武士道に見るレベルの高い女性性脳
    武士道は死ぬことではなく、生きることであった
    女性性脳で賢く戦いに勝つ
    豊かな自然が女性性脳を育む
    女性性脳とは困難を乗り越える脳の使い方
第6章 特別寄稿 新型コロナウィルスに関する脳からの考察
 あとがき

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