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  4. ソーンダイク博士短篇全集 第3巻

ソーンダイクハクシタンペンゼンシュウ

ソーンダイク博士短篇全集  第3巻

パズル・ロック  

発売日 2021/04/19

判型 四六版変形   ISBN 978-4-336-06676-3

ページ数 614 頁   Cコード 0097

定価 4,180円 (本体価格3,800円)

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内容紹介

ジョン・ソーンダイク博士は、20世紀初めに数多登場したシャーロック・ホームズのライヴァルたちの中でも最も人気を博した名探偵である。当時最新の科学知識を犯罪捜査に導入、顕微鏡をはじめ様々な実験器具を用いて証拠を調べ、事件の真相をあばいていく法医学者ソーンダイクの活躍は読者の喝采を浴びた。また短篇集『歌う骨』では、最初に犯人の視点から犯行を描き、次に探偵が手がかりを収集して謎を論理的に解き明かす過程を描く「倒叙ミステリ」形式を発明した。真相解明の推理のロジックに重きを置いた作風は、現在も高く評価されている。本全集は、ソーンダイク博士シリーズの中短篇42作を全3巻に集成、初出誌から挿絵や図版を収録し、完全新訳で贈る、探偵小説ファン待望の決定版全集である。

第3巻は、1920年代の探偵小説“黄金時代”に入り、さらに円熟味を増したソーンダイク探偵譚を収録。短篇集『パズル・ロック』(1925)、『魔法の小箱』(1927)は、暗号、毒殺、アリバイ、幽霊出現、バラバラ死体などの多彩なテーマを取り上げ、独創的なトリックやプロットの妙で読者を魅了する傑作が目白押し。「パズル・ロック」「バーナビー事件」「砂丘の謎」「ポンティング氏のアリバイ」「パンドラの箱」ほか全18篇を収録。付録エッセーはフリーマン研究家P・M・ストーンの「キングズ・ベンチ・ウォーク五A」。全3巻完結!

著者紹介

R・オースティン・フリーマン (リチャード オースティンフリーマン)

1862年ロンドンのソーホーに生まれる。医科大学に進学、医師資格取得後現在のガーナに赴任中に病に倒れ、帰国後友人の医師らとの合作が雑誌で好評を得て専業作家に転身。1907年に法医学者ソーンダイク博士を探偵役とした長編『赤い拇指紋』を発表、翌年から《ピアスンズ・マガジン》にソーンダイク博士物の短編を連載開始し、人気を博してシャーロック・ホームズ最大のライヴァルと目された。英国探偵小説界の巨匠として長く活躍を続け、1943年逝去。

渕上痩平 (ふちがみそうへい)

英米文学翻訳家・海外ミステリ研究家。訳書にR・オースティン・フリーマン『オシリスの眼』『キャッツ・アイ』、ヘレン・マクロイ『あなたは誰?』『二人のウィリング』『牧神の影』(以上ちくま文庫)、アガサ・クリスティ『十人の小さなインディアン』、ジョン・ロード『代診医の死』『クラヴァートンの謎』、J・J・コニントン『九つの解決』(以上論創社)がある。

目次

《パズル・ロック》
パズル・ロック
緑のチェックのジャケット
ネブカドネツァル王の印章
フィリス・アネズリーの危難
疫病をまき散らす者
バーナビー事件
砂丘の謎
バーリング・コートの幽霊
謎の訪問者

《魔法の小箱》
魔法の小箱
箱の中身
巧妙な隠れみの
法廷の博物学者
ポンティング氏のアリバイ
パンドラの箱
巨獣の手がかり
急を救う病理学者
瓦礫で集めた情報

付録 キングズ・ベンチ・ウォーク五A番地(パーシヴァル・メイスン・ストーン)

解説 渕上痩平

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