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キリングアンドダイング

キリング・アンド・ダイング

発売日 2017/05/19

判型 B5変型判   ISBN 978-4-336-06167-6

ページ数 128 頁   Cコード 0097

定価 3,740円 (本体価格3,400円)

内容紹介

アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手による
不器用で、奇妙で、愛おしい人々の人生模様――
〈アート・ブック×コミック×純文学〉を達成した最新作品集

突如アートに目覚める植木職人の理想と現実、ポルノ女優そっくりの顔で悩む娘の告白、口下手なのにスタンダップ・コメディアンを目指す少女とその父の葛藤……現代で最も才能あるグラフィック・ノヴェリストの一人エイドリアン・トミネが、6通りのビジュアル・語り口で繊細かつ鮮烈に描く、静かに胸に突き刺さる6つの人生の物語。オールカラー愛蔵版で登場! 解説:クリス・ウェア

〈彼の描く20コマには、小説家が一生かけて描くよりも多くのアイデアが詰まっている〉………ゼイディー・スミス
〈純文学寄りの漫画家として、ひそかに願う――「そういう本」を創りたい、と。そういう本とは、普段漫画を読まない、文学好きの人にも届く本。事前に説明や釈明をしなくても、作品の姿勢や人間性、複雑さを通して、雄弁に語る本のことだ。エイドリアン・トミネの『キリング・アンド・ダイング』は、ついに登場した「そういう本」なのかもしれない。僕はこの本に度肝を抜かれ、勇気づけられている〉………クリス・ウェア

著者紹介

エイドリアン・トミネ (エイドリアン・トミネ)

1974年カリフォルニア生まれ。現在ブルックリン在住の日系4世。カリフォルニア大学バークレー校では英語文学を専攻。コミック作家として〈オプティック・ナーヴ〉シリーズを描き続けるかたわら、イラストレーター、アーティストとしても活躍。インディーバンドのアルバムジャケットから「ニューヨーカー」誌の表紙まで数多く手掛ける。著書に32 Stories(1998)『スリープウォーク』(98、邦訳プレスポップ刊)、Shortcomings(2007)などがある。

長澤あかね (ナガサワアカネ)

関西学院大学社会学部卒業。広告代理店に勤務したのち、通訳を経て翻訳者に。訳書にニーナ・ルヴォワル『銀幕に夢をみた』(PHP研究所)、ミック・オシェイ『ワン・ダイレクション・ノー・リミット』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、トム・シャドヤック『恐れと真実の対話 生命の取扱説明書(トリセツ)』(講談社)などがある。

目次

「ホーティスカルプチャー」として知られるアートの短い歴史 
アンバー・スウィート
それゆけアウルズ
日本から戻ってみたけれど…
キリング・アンド・ダイング
侵入者たち
解説:クリス・ウェア

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